「アディダス(ADIDAS)」とビヨンセ(Beyonce)のブランド「アイビーパーク(IVY PARK)」は30日、第2弾となるコラボコレクションを発売する。“ドリップ2(The Drip 2)”と題した新作コレクションではXXXS〜4Xサイズをそろえ、ジェンダーニュートラルに展開する。ジムで着用できるアパレルとシューズを中心に、ベルトや靴下、ハット、ベルトバッグ、ダッフルバッグなどを取り扱う。「アディダス」の公式サイトで29日から先行発売し、30日から店舗でも販売する。価格はアクセサリーの25ドル(約2600円)からアウターウエアの200ドル(約2万1000円)までだ。
シューズは第1弾で発表した“アイビーパーク ウルトラブースト”や“ナイト ジョガー”、スリークスーパー72“の新配色モデルを含め、“アイビーパーク フォーラム”スニーカーのローカットとミッドカットなど6つのアイテムを用意した。これらは「アディダス」の定番モデルを基本に、ジムバッグにクリップで留めることができる仕様になっている。
またコレクションのコンセプトには「ディス イズ マイ パーク(THIS IS MY PARK)」を掲げた。キャンペーン動画にはビヨンセ自身が出演しており、視聴者にありのままでいられるところや目指すところ、駆り立てるものである“パーク”を見つめるよう呼びかけている。カラーパレットはコーラルやオレンジ、イエロー、グリーン、ダークグリーンで構成した。
「アイビーパーク」は、ビヨンセとトップショップ(TOPSHOP)のフィリップ・グリーン卿(Sir Phillip Green)が2016年4月に共同設立したアスレジャーブランド。その後グリーン卿が人種差別的な発言やセクシャルハラスメントをしたという疑惑が持ち上がったことを機に、ビヨンセが18年11月に全株式を取得した。「アディダス」とは19年4月に提携を発表した。