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若手キャリア研修

若手【2日/集合・オン】
変化の激しい時代のキャリア形成を学ぶ

これからの若手社員は、自分自身の責任においてキャリアを掴み取る必要がある

「人生100年時代」の到来により、ビジネスパーソンのキャリア形成を取り巻く状況が変化しています。これまでは、会社の中でいかに成果を出し、どの部署に配属され、どのような役職に就くかということが重要視されてきました。しかし、これからの若手社員は、会社の中での自身の立ち位置だけでなく、1人のビジネスパーソンとして、変化の激しい環境の中で都度自らのキャリアパスを複数イメージしながら、どのように成長し世の中に貢献していくのかということを、自身の責任においてデザインしていく必要に迫られています。

「未知な環境下で問題解決ができる」人材の重要性が増している

変化の激しいVUCAの時代においては、求められる能力もまた従来とは変質しています。前例に従っていれば一定の成果が見込めた従来の時代においては、社会や組織が積み上げてきた既定のプロセスを忠実かつ正確にこなす力が求められてきました。しかし、何事も変化し決まった正解のないVUCAの時代においては、むしろ前例や常識に縛られずに自分で考え行動し「未知な環境下で問題解決ができる」人材の重要性が増しています。この変化の激しい時代における基礎能力ともいえるスキルの開発が、若手社員自身のキャリアにおける選択肢を広げる上で不可欠です。

常に変化に向き合い、アンラーンし続ける姿勢が求められる

様々な問題に対して自分で考え行動し続け、自身の責任の下にキャリアの可能性を広げていくためには、常に変化と向き合い、「アンラーン」することが求められます。「アンラーン」とは、今まで学んできたことを疑い、ゼロベースで学び直すことを指します。社会や企業が築いてきた前例が通用しにくい環境の中で自律的にキャリアを築くためには、変化を敏感に感じ取りながら、求められる能力と現状とのギャップを埋めるために自身を更新し続けるスタンスを持つことが必要です。

若手のキャリア形成に向けて会社が支援できること

変化の時代を認識し、自身ごととして考える機会の提供

変化の激しい時代とはいえ、若手社員が日常業務の中で時代の変化を自分事として認識することは困難です。若手社員の多くは、日常業務において基礎的な業務を正確にこなすことが求められる段階にあり、社会や会社の変化を感じづらい環境にあることが多いためです。
そのような環境にある若手社員に対しては、これからの時代で求められる能力や時代の変化を認識し、自身の現状を客観的に見つめ直す機会を意図的にデザインする必要があります。

これからの時代に必要な基礎能力開発への意欲付け

「人生100年時代」という長いスケールで若手社員のキャリアを考える、これからの時代において未知な環境下での問題解決能力が不可欠であることは明らかです。しかし、それは必ずしも若手社員が優先的に身に付けたいと考えている能力とは一致しません。なぜなら、変化の激しい時代で求められる能力やスタンスは、現業において今すぐ求められる能力とは異質であり、かつ新入社員時代から開発されてきたものの延長線上にはないためです。イマココで必要な能力だけでなく、中長期的な目線で考えたときに必要となる能力を伝え、開発に向けた動機づけを行うことが重要です。

「若手キャリア研修」の特徴

シミュレーションを通してVUCAの世界を体感する

変化の激しい時代とはいえ、日々の業務の中で若手社員が自覚的に変化を意識することは困難です。
本研修では意図的に変化の激しい環境を体感し、その中に置かれた自身を客観視する機会を提供します。チーム対抗で行うシミュレーション演習や丁寧な振り返りセッションを通して、日常業務において自然と陥っている「視野狭窄状態」を認識し、自身の現状とこれからの課題を見つめます。

これからの時代に必要な能力開発課題を確認する

自律的にキャリアをつかみ取る能力を開発するにあたっては、これまで培った基礎的な業務遂行能力と、今後開発していくべき未知な環境下で問題解決する能力の状況について客観的に把握する必要があります。しかし、誰も経験したことのないほど変化が激しい時代背景を鑑みると、職場でのフィードバックが必ずしも有用とは限りません。そのため本研修では、本研修のために独自に開発した診断を用いて、自身の現状と、変化の時代に必要な成長課題を確認します。

日常業務での”挑戦”意欲を掻き立てる

未知な環境下で問題解決ができる人材になるためには、曖昧な環境下でも能動的に問題解決へ臨む姿勢が重要となります。基礎的な業務を遂行する段階から能動的に問題解決へ臨む段階への移行には日常業務からの「自発的な逸脱」への挑戦を繰り返し、仕事を捉える視座を引き上げることが必要になります。本研修では、複数の演習を通して「自発的な逸脱」についての基準や方法を理解し、実践イメージが持てる状態を目指します。

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