現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年4月14日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
3 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
4 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
5 | 桜蕊降る少年の深き眉 |
6 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
7 | シャガールの仔牛みじかい午後の日と |
8 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
9 | 剣翁が一子相伝初釜軸 |
10 | 遠汽笛枕木舐めに雪解風 |
11 | 畦塗りの鍬の土音日を返す |
12 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
13 | 時の日の叩きて動く玩具の眼 |
14 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
15 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
16 | 鳴くならば満月になけほととぎす |
17 | 山号の消えし門札赤とんぼ |
18 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
19 | 化野や冬まくなぎは毬ほぐし |
20 | かなぶんぶんいずれにしても夜は明ける |
21 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
22 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
23 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
24 | 好きなのは青紫蘇、名誉なき男 |
25 | 桜蘂降る東北のこと語らざる |
26 | 月光をのせて来し蛾のうすみどり |
27 | 炎天を泣きぬれてゆく蟻のあり |
28 | 瞼から空に向かって咲く桜 |
29 | さまざまな思い出色につつじ咲く |
30 | 赤富士に露滂沱たる四辺かな |
31 | 海に出て木枯帰るところなし |
32 | 屋根に置くうちは我がもの雪五尺 |
33 | 桜蘂降るがやがや記号騒がしい |
34 | 野に出ればひとみなやさし桃の花 |
35 | 雁やのこるものみな美しき |
36 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
37 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
38 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
39 | 清明や街道の松高く立つ |
40 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
41 | ちさい子の走りてあがる凧 |
42 | 街角の風を売るなり風車 |
43 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
44 | 人さすらい鵲の巣に鳩ら眠る |
45 | 豆腐屋のラッパは二音天高し |
46 | 春夜の街見んと玻璃拭く蝶の形に |
47 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
48 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
49 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
50 | 行く春のチーズが少しやわらかい |
2024年10月5日 07時27分更新(随時更新中)