現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年の年間キーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
6 | 海に出て木枯帰るところなし |
7 | 立山は青し梢の囮籠 |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
10 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
11 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
12 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
13 | 水枕ガバリと寒い海がある |
14 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
15 | 芋の露連山影を正しうす |
16 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
17 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
18 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
19 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
20 | 牡丹百二百三百門一つ |
21 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
22 | 星空へ店より林檎あふれをり |
23 | 天地水明あきあきしたる峠の木 |
24 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
25 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
26 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
27 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
28 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
29 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
30 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
31 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
32 | つちふるやまだうっすらと蒙古斑 |
33 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
34 | ひこばゆる木の名を知らず親不孝 |
35 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
36 | 八月や六日九日十五日 |
37 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
38 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
39 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
40 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
41 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
42 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
43 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
44 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
45 | 清明や街道の松高く立つ |
46 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
47 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
48 | ものの種にぎればいのちひしめける |
49 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
50 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
2024年10月5日 07時27分更新(随時更新中)