現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年2月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 双子なら同じ死顔桃の花 |
2 | 霧月夜美して一夜ぎり |
3 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
4 | ふくろうに聞け快楽のことならば |
5 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
6 | せきをしてもひとり |
7 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
8 | 嗚呼神様オリンピックの冬の陣 |
9 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
12 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
13 | 今年こそ恐れず怯まず捉われず |
14 | この道しかない春の雪ふる |
15 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
16 | 見えざれば霧の中では霧を見る |
17 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
18 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
19 | 少しづつあらはに積もるみぞれかな |
20 | 慎ましく足元見よと藪柑子 |
21 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
22 | 凩や海に夕日を吹き落す |
23 | 空蟬に時限の透ける朝茜 |
24 | 胎内にジャズ秘めアロエ咲く藁家 |
25 | オリオンの盾新しき年に入る |
26 | 秋めくやギリシャ神話の天球儀 |
27 | 湯巡りの浴衣の帯は高むすび |
28 | 朱欒に刃絶壁のギリシャがみえる |
29 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
30 | はじめての雪闇に降り闇にやむ |
31 | 身ほとりに風湧く思ひ更衣 |
32 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
33 | 鳶の輪の絶対音感夕焼ける |
34 | 永き日や欠伸うつして別れ行く |
35 | 田遊びのあめのうずめのひろびたひ |
36 | 卒業のあとの四五日雨催い |
37 | ものの種にぎればいのちひしめける |
38 | この道の富士になりゆく芒かな |
39 | 鳥渡るダイブ一式婚の荷に |
40 | 門とぢて良夜の石と我は居り |
41 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
42 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
43 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
44 | 冴え返る運河の町の石だたみ |
45 | ポケットに懐炉しのばせ通夜の席 |
46 | 元日や手を洗ひをる夕ごころ |
47 | 月夜の葦が折れとる |
48 | ゆきふるといひしばかりの人しづか |
49 | ガウディの描く風紋雪しまく |
50 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
2024年10月5日 07時27分更新(随時更新中)