unserialize
(PHP 4, PHP 5)
unserialize — 保存用表現から PHP の値を生成する
unserialize() は、シリアル化された変数 (serialize() を参照) をとり、PHP 変数値に 戻す変換を行います。変換された値が返されます。その値は、 boolean, integer, float, string, array, object とすることが可能です。オブジェクトがシリアル化された場合、返り値 にそのメソッドは保存されていません。 E_NOTICE が発生した場合、FALSE を返します。
unserialize_callback_func ディレクティブ: コールバック関数を設定することが可能です。(不完全な object "__PHP_Incomplete_Class"を得ることを防ぐため) コールバック関数は、非シリアル化する際に未定義のクラスをインスタ ンス化する必要がある場合にコールされます。 'unserialize_callback_func'を定義するためには、 php.ini, ini_set(), .htaccess を使用し てください。未定義のクラスをインスタンス化する度に、コールバック関 数がコールされます。この機能を無効とするには、 単純にこの設定を空にしてください。また、ディレクティブ unserialize_callback_func は PHP 4.2.0 で利用可能になったことに注意してください。
もしアンシリアライズサル変数がオブジェクトの場合、 オブジェクトが無事再作成された後、PHP は自動的にメンバー関数 __wakeup() (存在していれば) をコールしようとします。 例 2417. unserialize_callback_funcの例
注意: PHP 3では、メソッドはシリアル化されたオブジェクトを非シリアル化 する際に保存されません。PHP 4ではこの制限は取り除かれ、プロパティ とメソッドの両方を保存します。より詳細な情報については、 オブジェクトとクラス の オブジェクトのシリア ル化の節を参照ください。
例 2418. unserialize()の例
serialize()も参照ください。
unserialize — 保存用表現から PHP の値を生成する
説明
mixed unserialize ( string str )unserialize() は、シリアル化された変数 (serialize() を参照) をとり、PHP 変数値に 戻す変換を行います。変換された値が返されます。その値は、 boolean, integer, float, string, array, object とすることが可能です。オブジェクトがシリアル化された場合、返り値 にそのメソッドは保存されていません。 E_NOTICE が発生した場合、FALSE を返します。
警告 |
エラーやシリアライズされた FALSE 値をアンシリアライズする場合、 FALSE が返されます。この特殊なケースは str を serialize(false) で比較する、もしくは E_NOTICE をキャッチすることで区別することができます。 |
unserialize_callback_func ディレクティブ: コールバック関数を設定することが可能です。(不完全な object "__PHP_Incomplete_Class"を得ることを防ぐため) コールバック関数は、非シリアル化する際に未定義のクラスをインスタ ンス化する必要がある場合にコールされます。 'unserialize_callback_func'を定義するためには、 php.ini, ini_set(), .htaccess を使用し てください。未定義のクラスをインスタンス化する度に、コールバック関 数がコールされます。この機能を無効とするには、 単純にこの設定を空にしてください。また、ディレクティブ unserialize_callback_func は PHP 4.2.0 で利用可能になったことに注意してください。
もしアンシリアライズサル変数がオブジェクトの場合、 オブジェクトが無事再作成された後、PHP は自動的にメンバー関数 __wakeup() (存在していれば) をコールしようとします。 例 2417. unserialize_callback_funcの例
<?php
$serialized_object='O:1:"a":1:{s:5:"value";s:3:"100";}';
// unserialize_callback_func ディレクティブは PHP 4.2.0 以降で利用可能
ini_set('unserialize_callback_func', 'mycallback'); // 独自のコールバック関数を設定する
function mycallback($classname)
{
// just include a file containing your classdefinition
// you get $classname to figure out which classdefinition is required
}
?>
注意: PHP 3では、メソッドはシリアル化されたオブジェクトを非シリアル化 する際に保存されません。PHP 4ではこの制限は取り除かれ、プロパティ とメソッドの両方を保存します。より詳細な情報については、 オブジェクトとクラス の オブジェクトのシリア ル化の節を参照ください。
例 2418. unserialize()の例
<?php
// ここで、データベースから $session_data にセッションデータをロード
// するために unserialize() を使用します。
// この例は、<function>serialize</function> で記述された例を補足するものです。
$conn = odbc_connect("webdb", "php", "chicken");
$stmt = odbc_prepare($conn, "SELECT data FROM sessions WHERE id = ?");
$sqldata = array ($PHP_AUTH_USER);
if (!odbc_execute($stmt, &$sqldata) || !odbc_fetch_into($stmt, &$tmp)) {
// 実行または取得が失敗した場合、空の配列で初期化します
$session_data = array();
} else {
// tmp[0] にシリアル化されたデータを保持している必要があります。
$session_data = unserialize($tmp[0]);
if (!is_array($session_data)) {
// 何か問題があったため、空の配列で初期化します。
$session_data = array();
}
}
?>
serialize()も参照ください。
固有名詞の分類
PHP | PHP License nl2br unserialize imagearc imagecolorset |
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