「thus」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

thusとは? わかりやすく解説

thus

別表記:サス

「thus」の意味・「thus」とは

「thus」とは、英語の接続詞であり、主に「そのように」「従って」「それゆえに」などと訳される文章中での役割は、前述事柄から導かれる結論結果を示すものである例えば、「He studied hard, thus he passed the exam.」という文では、「彼は一生懸命勉強したその結果、彼は試験合格した」という意味になる。

「thus」の発音・読み方

「thus」の発音は、IPA表記では/ðʌs/となる。IPAカタカナ読みでは「ザス」となり、日本人発音するカタカナ英語では「サス」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「thus」の定義を英語で解説

「thus」は、"in this way" or "as a result of this"と定義される例えば、「The window was left open, thus the room was cold.」という文では、「窓が開けられたままで、その結果部屋寒かった」という意味になる。

「thus」の類語

「thus」の類語としては、「therefore」「hence」「consequently」などが挙げられる。これらの単語も、「その結果」「それゆえに」という意味で使われ文章中で結論結果を示す役割を果たす

「thus」に関連する用語・表現

「thus」に関連する表現としては、「thus far」がある。これは「これまでのところ」「現時点まで」という意味で使われる例えば、「We have received no complaints thus far.」という文では、「我々はこれまでのところクレーム受けていない」という意味になる。

「thus」の例文

1. He worked hard, thus he succeeded.(彼は一生懸命働いたその結果、彼は成功した。)
2. The road was icy, thus it was dangerous to drive.(道路凍っていた。そのため、運転するのは危険だった。)
3. She forgot her umbrella, thus she got wet in the rain.(彼女は傘を忘れたその結果、彼女は濡れた。)
4. The store was closed, thus I couldn't buy anything.(店は閉まっていた。そのため、何も買えなかった。)
5. He didn't study, thus he failed the test.(彼は勉強しなかった。その結果、彼は試験落ちた。)
6. The weather was good, thus we went for a picnic.(天気良かった。そのため、我々はピクニック行った。)
7. She was late, thus she missed the train.(彼女は遅かったその結果、彼女は電車乗り遅れた。)
8. The concert was sold out, thus I couldn't get a ticket.(コンサート売り切れだった。そのため、チケット手に入れることができなかった。)
9. He was sick, thus he stayed at home.(彼は病気だった。そのため、彼は家にいた。)
10. She didn't have enough money, thus she couldn't buy the dress.(彼女は十分なお金がなかった。そのため、彼女はそのドレスを買うことができなかった。)

thus

別表記:ザァス

「thus」とは、このように・従って・斯くしてこの程度まで・例としてなどの意味を持つ英語表現である。

「thus」とは・「thus」の意味

thusとは、「斯くして」「このようにして」「従って」「例として」などを意味する英単語である。品詞としては副詞分類され名詞以外の単語修飾する。「斯くして」「このように」の用法場合文頭置かれることが多い。また、接続詞「and」とセット用いられるケースもある。また、原因と結果同一の文の中で説明する際に用い特性上、分詞構文that節利用した文で用いられるケース少なからず見受けられる

「thus」の発音・読み方

thusは、「ザァス」と発音するアクセント語頭の「ザ」に置く。どちらの音節も舌を前歯の裏くっつけて空気を抜くように発音するとよいだろう。なお、便宜上「ザ」と表現しているが、実際日本語の「ア」よりもやや口を狭く開く形で発音する点に注意したいまた、「ァ」と表記しているように「ザ」と「ス」の間に若干余韻与えと良いだろう。

「thus」の語源・由来

「thus」の語源は、ゲルマン祖語の「thus」とされている。意味も「このようにして」である。

「thus」の覚え方

thusという単語の意味については、語呂合わせ覚え方法がある。「このように座す」という語呂合わせで、「このように」が意味、「座す」がthusの発音そのものとなっている。同様の語呂合わせとして、「そうざぁす、このようにして成功したんざぁす、だから資産が多いんざぁす」といったものもある。成金ステレオタイプのひとつ、語尾の「ざんす」をさらに訛った形にした「ざぁす」がthusの発音であり、「このようにして」「だから」という部分で意味を表現している。成金自身成功体験その結果自慢しているというシチュエーションでthusの使い方表現している好例と言えるだろう。

「thus」と「therefore」の違い

thusと同じく「だから」という意味を持つ英語には「therefore」がある。両者使い分けポイントとしては、「時制」となる。現在の因果関係について説明する文章では「therefore」、過去因果関係説明している文章では「thus」が用いられる。ただし、過去形文章でthereforeを使うことは必ずしも誤りというわけではなく、あくまで使用される傾向という点について注意したいまた、thereforeとthusを比較した場合、thusは口頭での会話でも使用されることがあるに対してtherefore会話文ではほとんど使用されない傾向にある。よって、thusよりもthereforeの方が「堅苦しいニュアンスが強いと言えるだろう。

「thus」の類語

先述したtherefore以外にも、thusにはいくつ類語存在する代表的なものとしては「so」だろう。こちらも「だから」「結果として」という意味を持つ。thusやtherefore違い、soは接続詞であるため文頭では使用できない点に注意したい一方、thusやthereforeと同じ意味を持つ副詞には「hence」がある。「~に起因して」というニュアンスであり、thusやthereforeとは文章構成逆転する。thusやtherefore場合後ろに「結果」を示す内容配置されるに対してhence後ろに「原因」を示す内容が来る構成になるため、混同しないように注意したい

「thus」を含む英熟語・英語表現

「thus far」とは


thus farとは、「これまでのところ」「今までのところでは」といった意味のフレーズである。現在までに起きた状況解説するために使われる表現で、主に否定的な文脈の中で用いられる類語には「so far」が存在するが、こちらはよりカジュアルな場で用いられることが多い。

「and thus」とは


and thusとは、「結果として」という意味のフレーズである。直前原因に対して「だからこうなった」と説明するための表現であり、andの前にto不定詞動名詞などが配置されるまた、文頭に来ることもあり、その場合はその前の文が丸ごと原因説明する内容になっている。「~だった。その結果として~となった」という形で2つの文で原因と結果を示す際に用いられる表現と言えるだろう。

「thus」の使い方・例文

基本的には、「It was thus that he got a lot of money.」(かくして彼は大金手に入れたのである)のように、主語+動詞+thus+that節という形で「このようにして~となった」という文章となる。ただし、「Thus it was that he got a lot of money.」のように、thusとSV節の位置入れ替えて文法上は問題がない。一方で、「こうも」「こんなにも」という意味合い使用する場合、thusは形容詞副詞直接修飾する。「Why thus sad?」(なぜこうも悲しいのか)、といった形で、Whyとセットにして使うことで「何故こんなにも~なのか?」という問いかけ使われることが多い。2065

「thus」の例文・使い方・用例・文例

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