stork
「stork」の意味・「stork」とは
「stork」は、英語でコウノトリを指す単語である。大型で長い脚とくちばしを持つ鳥で、水辺に生息し、魚や両生類を食べる。また、ヨーロッパやアジアでは、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるという伝説が広く知られており、新生児の誕生を象徴する存在ともされる。「stork」の発音・読み方
「stork」の発音は、IPA表記では/stɔːrk/となる。IPAのカタカナ読みでは「ストーク」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ストーク」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「stork」の定義を英語で解説
「stork」は、"A large, long-legged, long-necked wading bird with a long, stout bill and typically with white and black plumage."と定義される。直訳すると、「大型で長い脚と長い首を持つ、長くて太いくちばしを持つ水辺に生息する鳥で、通常は白と黒の羽毛を持つ」となる。「stork」の類語
「stork」の類語としては、「heron」(サギ)や「crane」(ツル)がある。これらも同様に大型で長い脚とくちばしを持つ水辺に生息する鳥であるが、それぞれ異なる種類の鳥を指す。「stork」に関連する用語・表現
「stork」に関連する表現としては、「stork's bill」(コウノトリのくちばし)や「stork's nest」(コウノトリの巣)がある。また、「a stork brought the baby」は、赤ちゃんが生まれたことを表す表現である。「stork」の例文
1. The stork is known for its long legs and beak.(コウノトリは長い脚とくちばしで知られている)2. I saw a stork standing by the river.(川辺でコウノトリを見かけた)
3. The stork feeds on fish and amphibians.(コウノトリは魚や両生類を食べる)
4. The stork is a symbol of childbirth in many cultures.(多くの文化で、コウノトリは出産の象徴である)
5. The stork has a nest on the top of the chimney.(コウノトリは煙突の上に巣を作っている)
6. The stork is a migratory bird.(コウノトリは渡り鳥である)
7. The stork's bill is perfect for catching fish.(コウノトリのくちばしは魚を捕まえるのに適している)
8. The stork is often depicted carrying a baby in its beak.(コウノトリはしばしば、くちばしで赤ちゃんを運んでいる姿で描かれる)
9. The stork population is declining due to habitat loss.(生息地の喪失により、コウノトリの数が減っている)
10. The stork is a protected species in many countries.(コウノトリは多くの国で保護されている種である)
ストーク【stork】
読み方:すとーく
コウノトリ(こうのとり)(stork)
全長約1メートルほどで、全身白色、風切り羽とくちばしが黒い。東アジアに生息し、日本では、国の特別天然記念物に指定されているものの、1971年に野生種が絶滅した。
コウノトリは、ロシアの極東地域や中国東北部などで繁殖し、揚子江流域などで越冬する渡り鳥だ。江戸時代には日本でも普通に見られる鳥だった。しかし、現在は推定2500羽の絶滅危惧種となっていて、国際的にコウノトリを保護する運動が行われている。
兵庫県豊岡市の兵庫県立コウノトリの郷公園で24日、人工飼育で繁殖させたコウノトリを野生に返す自然放鳥が行われ、同公園で人工飼育中の118羽のうち5羽(オス2羽・メス3羽)が飛び立った。
(2005.09.26掲載)
Stork
コウノトリ科
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 |
コウノトリ科 | |||||||||||||||||||||
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シュバシコウ Ciconia ciconia | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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属、種 | |||||||||||||||||||||
コウノトリ科(コウノトリか、Ciconiidae)は、鳥綱コウノトリ目に属する科。模式属はコウノトリ属。
分布
アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、マダガスカル
形態
最大種はオオハゲコウもしくはアフリカハゲコウで最大全長150cm程と大型種で形成される。翼は大型で幅広い。
ズグロハゲコウ、Leptoptilos属、トキコウ属では頭部に羽毛がない。嘴は直線的で太く長いが、いくつかの属ではやや湾曲し先端が上下へ向かう。Anastomus属では下嘴が湾曲し上嘴との間に隙間がある。頸部は太い。
生態
草原、河川や湖、池沼、湿地等に生息する。上昇気流に乗りながら旋回しゆっくり羽ばたきながら飛翔する(ソアリング)こともある。
食性は動物食で魚類、両生類、爬虫類、鳥類やその卵、小型哺乳類、昆虫類、甲殻類、貝類、動物の死骸等を食べる。
繁殖形態は卵生で、主に樹上等に木の枝を組み合わせた巣を作り卵を産む。オスは鳴く、嘴を打ち鳴らす(クラッタリング)等の行動でメスに求愛する。雌雄とも抱卵や雛の世話を行う。
分類
- スキハシコウ属 Anastomus
- Anastomus lamelligerus クロスキハシコウ African openbill
- Anastomus oscitans シロスキハシコウ Asian openbill
- コウノトリ属 Ciconia
- Ciconia abdimii アオハシコウ Abdim's stork
- Ciconia boyciana コウノトリ Oriental stork
- Ciconia ciconia シュバシコウ White stork
- Ciconia episcopus シロエリコウ Woolly-necked stork
- Ciconia maguari エンビコウ Maguari stork
- Ciconia nigra ナベコウ Black stork
- Ciconia stormi コブハシコウ Storm's stork(白襟鸛の亜種とする説もあり)
- Ephippiorhynchus
- Ephippiorhynchus asiaticus セイタカコウ Black-necked stork
- Ephippiorhynchus senegalensis クラハシコウ Saddle-billed stork
- ズグロハゲコウ属 Jabiru
- ハゲコウ属 Leptoptilos
- Leptoptilos dubius オオハゲコウ Greater adjutant
- Leptoptilos crumeniferus アフリカハゲコウ Marabou stork
- Leptoptilos javanicus コハゲコウ Lesser adjutant
- トキコウ属 Mycteria
- Mycteria americana アメリカトキコウ Wood stork
- Mycteria cinerea シロトキコウ Milky stork
- Mycteria ibis アフリカトキコウ Yellow-billed stork
- Mycteria leucocephala インドトキコウ Painted stork
画像
- シロスキハシコウ
A. oscitans - クラハシコウ
E. senegalensis - ズグロハゲコウ
J. mycteria - オオハゲコウ
L. dubius - アメリカトキコウ
M. americana
人間との関係
シュバシコウは農耕地等にも生息し時に民家の煙突等に巣を作ることから、人間に身近な鳥とされる。そのため幸福や多産の象徴として大切にされた。スイス等のヨーロッパの一部ではコウノトリが赤ん坊を運ぶという伝承も産まれた。
オオハゲコウはゴミを漁ることもある。
開発による生息地の破壊により生息数が減少している種が多い。コウノトリの亜種ニホンコウノトリも乱獲や生息環境の破壊により明治時代以降生息数が激減し、日本に分布していた個体群は絶滅している。
参考文献
- 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、129頁。
- 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥類III』、平凡社、1986年、84-89、94-95、180頁。
- 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 拡大版』、日本野鳥の会、1989年、116-117頁。
- 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、25、137、172頁。
関連項目
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