トルグート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 15:15 UTC 版)
トルグート(ᠲᠣᠷᠭᠤᠳ オイラト語:Torγoud、モンゴル語:Turγaγud/Toroγoud/Torγuud、満洲語:ᡨᡠ᠋ᡵᡤᡡᡨ, turgūt、中国語:土爾扈特 Tǔěrhùtè)は、モンゴル系遊牧民族オイラトの一部族(トルグート部)で八部オイラト[1]の一つ。トルグード、トルゴート、トルフトともいう。
- ^ オイラト八部とはトルグート部を含め、ホイト部,バートト部,バルグ部,ブリヤート部,ドルベト部,ジュンガル部,ホシュート部の8部をいう。
- ^ a b c 二木博史「宮脇淳子「モンゴル国立中央図書館所蔵「トルグート王統記」について」『文書史料からみた前近代アジアの社会と権力』東京外国語大学大学院地域文化研究科21世紀COE「史資料ハブ地域文化研究拠点」本部〈東京外国語大学大学院21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」研究叢書〉、2007年3月31日、21-46頁。ISBN 9784925243360 。2022年11月14日閲覧。
- ^ 岡田英弘は始皇帝に比定している。
- ^ 四(ドルベン)オイラトとは、オイラト部を始め、バルグト部、ナイマン部、ケレイト部の四部族を指す。後にこの四部族は八部族に分岐したが、しばらくは四オイラトと呼ばれることとなる。
- ^ Buyandelger2000,146-147頁
- ^ 「タイシャ」とは、元朝の国軍総司令官の称号であった「太師」を起源とする「タイシ」のロシア語訛りである。
- ^ オンゴン・チャブチャーチの孫で、ホー・オルロクの再従兄弟。
- ^ a b c 宮脇淳子「トルグート部の発展 : 17~18世紀中央ユーラシアの遊牧王権」『アジア・アフリカ言語文化研究』第42巻、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1991年9月、71-104頁、hdl:10108/24021、ISSN 0387-2807、NAID 110004463776。
- ^ a b 宮脇(2002).
- 1 トルグートとは
- 2 トルグートの概要
- 3 トルグートに関する史料
- 4 参考資料
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