ティーじ‐たい【T字帯】
読み方:てぃーじたい
⇒丁字帯
T字帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 00:19 UTC 版)
産後の医療用下着としてT字帯(てぃじたい)とも呼ばれている。紐を拡げた形状がアルファベットの「T」の字に似ていることから呼ばれる。また、T字帯の発生時期や発祥地は不明だが、紀元前の中近東の女性が月経帯として用いていた記録画があり、日本でも飛鳥時代には紐付きの月経帯があったとされる。その他、紀元70年に崩壊したエルサレム神殿の白い大理石の床には、T字帯を模した溝が造られ、そのT字に犠牲の血を注いで祈りを捧げたという。[要出典] 介護の際、下着の交換が容易で、患者や介護者の肉体的負担を減らすことから用いられている。特に開腹手術を行う患者や、足腰に外傷を負った患者に用いられている例が多い。材質も医療用ガーゼを用いたものが多い。病院の売店、薬局・薬店、ベビー用品店で発売されている。他にも越中褌に似ているが前垂れの部分が二股に割れているT字帯もある。前垂れ以外の部分にビニールを貼ってある製品もある。患部を保護するガーゼ、パッドの上から越中褌と同様に装着後、2つに割れた前垂れの部分を両側の紐に巻きつけるので、もっこ褌のような形状になる。
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