ルノアール【Renoir】
読み方:るのあーる
ルノワール【Renoir】
Renoir (2020)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 02:15 UTC 版)
「AMD Accelerated Processing Unit」の記事における「Renoir (2020)」の解説
2020年1月(モバイル向け)、2020年7月(デスクトップ向け)に発表された製品群。CPUアーキテクチャはZen2。
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Renoir
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:39 UTC 版)
"Renoir" (ルノワール)は、日本時間2020年7月21日22:00に「Ryzen 4000 Series Desktop Processor with Radeon Graphics」として発表されたPicassoの後継APUである。先行して発表されたモバイル版と同様に、Zen 2アーキテクチャ・7 nmプロセスルールで製造されており、GPUはPicassoと同様にVegaアーキテクチャのRadeon Graphicsを内蔵している。モデル名が4000番台となり、Zen 3アーキテクチャのCPUが5000番台となったため当初はAPU専用のシリーズであった。 GPUのCU数が減っているものの、下位モデルを除きクロックが大幅に向上しており結果的にグラフィック性能が向上している。Mattiseで特徴的であったチップレット構成は採用されておらず、先行して投入されたモバイル向けのRenoirと同じくモノリシックダイである。Mattiseとは異なりPCI ExpressはGen3までの対応となっているが、これまでのAPUの8レーンから16+4レーンに拡張されており、グラフィックカードとNVMe SSDをレーン数に制限される事無く同時に搭載可能となった。 OEM向けの出荷が中心で単品販売は想定されていないが、日本を含め数か国ではPROシリーズのみバルク品として販売されることになった。 対応マザーボードは公式には500シリーズチップセット搭載のマザーボードのみ。 2022年3月15日、デスクトップ向け5000シリーズの下位モデルとして新たな製品がリテール向けに追加された。APUからGPUを無効化した製品も含まれているため、4000番台はAPU専用ではなくなっている。 対応ソケット - Socket AM4 対応メモリ - DDR4-3200 (最大) GPU - Radeon Graphics 対応マザーボード - AMD 500シリーズ ブランド・モデルコア数(スレッド数)クロック周波数 (GHz)キャッシュGPU同梱クーラーTDP(W) cTDP(W) 発売日価格出典ベースブーストL2L3(MB) CU数SP数周波数(MHz) USDJPYRyzen 7 PRO 4750G 8 (16) 3.6 4.4 512 KB×コア数 8 8 512 2100 Wraith Stealth 65 45 - 65 2020年7月21日2020年8月8日 (日本) N/A 43978円 Ryzen 5 PRO 4650G 6 (12) 3.7 4.2 7 448 1900 29678円 4600G 2022年4月4日 $154 4500 3.6 4.1 なし 2022年4月4日2022年6月10日 (日本) $129 17200円 Ryzen 3 PRO 4350G 4 (8) 3.8 4.0 4 6 384 1700 2020年7月21日2020年8月8日 (日本) N/A 21978円 4100 なし 2022年4月4日2022年6月10日 (日本) $99 14200円
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Renoir
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:39 UTC 版)
"Renoir" (ルノワール) は、デスクトップ版より早い2020年1月7日に「AMD Ryzen 4000 Series Mobile Processor with Radeon Graphics」として発表されたPicassoの後継APUである。Matisseと異なり、Radeon GPUを統合している。Zen 2アーキテクチャ・7 nmプロセスルールで製造されており、前世代のPicassoから倍となる最大8コア16スレッドと8 MBのL3キャッシュを搭載したCPUと、改良版Vegaグラフィックスを搭載。デスクトップ向けCPUで大きな特徴であったチップレット構成は特に低消費電力が要求されるAPUでは実現することが困難なため採用されておらず、シングルダイのプロセッサとなっている。プロセッサーナンバー末尾のHシリーズのTDPは前世代のPicassoでは35 Wだったが、Renoirからは45 Wに変更された。 新しい熱設計制御としてCPUとGPUの熱設計枠を共有し、CPUのパワーが必要なときにはGPUのほうに必要な熱設計の枠をCPUに共有、その逆にゲームなどでGPUが重要なときは、CPUの熱設計の枠をGPUに共有する「AMD SmartShift」をRyzen 4000シリーズとRadeon RX 5000Mシリーズに導入された。 パッケージ - FP6 対応メモリ - DDR4-3200、LPDDR4-4266 (最大) トランジスタ数 - 98億 ダイサイズ - 156 mm2 GPU - Radeon Graphics Ryzen 4900HSプロセッサーのみ、発表後半年間はASUSに独占供給され、Ryzen 7 Extreme Editionプロセッサーのみ、NEC PCのみに独占配給される。 ブランド・モデルコア数(スレッド数)クロック周波数 (GHz)キャッシュGPUTDP(W) cTDP(W) 発売日価格出典ベースブーストL2L3(MB) CU数SP数周波数(MHz) Ryzen 9 4900H 8 (16) 3.3 4.4 512 KB×コア数 8 8 512 1750 45 35 - 54 2020年3月16日 OEM 4900HS 3.0 4.3 35 不明 Ryzen 7 4800H 2.9 4.2 7 448 1600 45 35 - 54 2020年1月7日 4800HS 35 不明 4980U 2.0 4.4 8 512 1950 15 10 - 25 2021年4月13日 Extreme Edition 1.8 4.2 1750 不明 2020年7月8日 4800U 10 - 25 2020年1月7日 PRO 4750U 1.7 4.1 7 448 1600 2020年5月7日 4700U 8 (8) 2.0 2020年1月7日 Ryzen 5 4680U 6 (12) 2.2 4.0 1500 15 10 - 25 2021年4月13日 4600H 3.0 6 384 45 35 - 54 2020年1月7日 4600HS 35 不明 PRO 4650U 2.1 15 10 - 25 2020年5月7日 4600U 2020年1月7日 4500U 6 (6) 2.3 Ryzen 3 PRO 4450U 4 (8) 2.5 3.7 4 5 320 1400 2020年5月7日 4300U 4 (4) 2.7 2020年1月7日
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