ラメルテオン
分子式: | C16H21NO2 |
その他の名称: | N-[2-[(S)-1,6,7,8-Tetrahydro-2H-indeno[5,4-b]furan-8-yl]ethyl]propionamide、TAK-375、(S)-N-[2-(1,6,7,8-テトラヒドロ-2H-インデノ[5,4-b]フラン-8-イル)エチル]プロピオンアミド、N-[2-[(S)-2,6,7,8-Tetrahydro-1H-indeno[5,4-b]furan-8β-yl]ethyl]propionamide、ラメルテオン、Ramelteon |
体系名: | N-[2-[(S)-1,6,7,8-テトラヒドロ-2H-インデノ[5,4-b]フラン-8-イル]エチル]プロピオンアミド、N-[2-[(S)-2,6,7,8-テトラヒドロ-1H-インデノ[5,4-b]フラン-8β-イル]エチル]プロピオンアミド |
ラメルテオン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 04:02 UTC 版)
ラメルテオン(Ramelteon)は、メラトニン受容体に作用するメラトニン受容体アゴニストの一種である化合物。体内にはホルモンのメラトニンが、この受容体に結合し、入眠のリズムを司っており、ラメルテオンはその作用を模倣している。日米ともに商品名ロゼレム(Rozerem)で、ヨーロッパでの承認はなく、日本では2010年より販売。武田薬品工業が開発し、最初にアメリカ合衆国で承認された。アメリカ合衆国および日本で発売されている。適応は「不眠症における入眠困難の改善」である。精神疾患や他の不眠症治療薬の治療歴がある場合、安全性と有効性は確立されていない。
- ^ a b c d Kripke, Daniel F (2007). “Greater incidence of depression with hypnotic use than with placebo”. BMC Psychiatry 7 (1): 42. doi:10.1186/1471-244X-7-42. PMC 1994947. PMID 17711589 .
- ^ “Treatment of insomnia”, UpToDate (ヴォルタース・クルーワー), (2016-03)
- ^ a b Kuriyama A, Honda M, Hayashino Y (April 2014). “Ramelteon for the treatment of insomnia in adults: a systematic review and meta-analysis”. Sleep Med. (4): 385–92. doi:10.1016/j.sleep.2013.11.788. PMID 24656909.
- ^ a b c 日経メディカル 入院中のせん妄はラメルテオンで予防できる! 現場スタッフも負荷軽減を実感 2015/4/16
- ^ ロゼレム:メラトニン受容体を刺激する日本発の催眠剤 (日経メディカルオンライン 2010. 4. 30)
- ^ 井上雄一 2009.
- 1 ラメルテオンとは
- 2 ラメルテオンの概要
- 3 副作用
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