R∴C∴(薔薇十字)団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 02:53 UTC 版)
小達人(Adeptus Minor、アデプタス・マイナー) (5°=6□):「小達人」の位階はA∴A∴の教育の主要テーマとなっている。これは「聖守護天使の知識と会話の達成」に特徴づけられる。「小達人」の仕事は、自分の上位階者たちの命じるやり方と自分の「天性」の命じるやり方で、世界に団の「美」を顕現させることである。この位階は生命の樹のティファレトに対応する。 大達人(Adeptus Major、アデプタス・メイジャー) (6°=5□):「大達人」の仕事は魔術の力を用いて自分の上位階者である「被免達人」の権威を支えることである。「大達人」は自立、力(Force)の適切な使用、下位の位階を統べる権限を獲得する。この位階は生命の樹のゲブラーに対応する。 被免達人(Adeptus Exemptus、アデプタス・イグゼンプタス) (7°=4□):「被免達人」は宇宙についての自分の知識を開陳する論文と、宇宙の繁栄と発展のための提案書とを準備し出版しなければならない。かくして彼は思想の一学派のリーダーとして知られることになるであろう。彼は瞑想の最高峰の境地の寸前にまで達するであろう。そしてそこまで来れば、彼の取りうべき唯一の道は仲間の生き物たちを援けることに完全に身を捧げることだ、という認識に到達するだけの準備が既にできているはずである。この位階は生命の樹のケセドに対応する。 「菩薩」も参照 深淵の嬰児(Babe of the Abyss) (中継位階):「深淵の嬰児」は二つの団の間の通過段階であり、正確には位階ではない。これは自己を構成したり宇宙を成り立たせているあらゆる結びつきの無化であり、あらゆる複雑なものがその構成要素へと分解することである。そしてその結果、事物は他の事物との関係性や反応についてのみ知り得るようになるため、これらの構成要素は顕現することを止める。
※この「R∴C∴(薔薇十字)団」の解説は、「銀の星」の解説の一部です。
「R∴C∴(薔薇十字)団」を含む「銀の星」の記事については、「銀の星」の概要を参照ください。
- R∴C∴団のページへのリンク