赤倉温泉スキー場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 04:57 UTC 版)
赤倉温泉スキー場は、新潟県妙高市にあるスキー場。志賀高原、野沢温泉と共に日本のスキーリゾートとして最も長い歴史を持つ、名門スキー場である。本項目では2021年現在赤倉観光リゾートスキー場・赤倉温泉スキー場と呼ばれている隣接した2つのスキー場をまとめて扱っている。過去においてこれらのスキー場は全体を赤倉温泉スキー場と称していた時期がある(沿革項参照)。2021年現在においては両スキー場は単独のエリア券のほか共通リフト券も販売されている。また「妙高赤倉スノーエリア」と称する共通ゲレンデマップも配布されている。
注釈
- ^ 赤倉観光リゾートスキー場の最高/最低地点 1,500/740m、赤倉温泉スキー場 1,200/650m[1]。
- ^ 赤倉観光リゾートスキー場の最長滑走距離を記載した。赤倉温泉スキー場の最長滑走距離は3,000m
- ^ 赤倉温泉スキー場モーグルチャレンジコース。赤倉観光リゾートスキー場の最大傾斜は32度(チャンピオンA)
- ^ 赤倉観光リゾートスキー場 11、赤倉温泉スキー場 17
- ^ スキー場ガイド本「ニッポンのゲレンデ2018」記載の赤倉観光リゾートスキー場の総面積61haと、赤倉温泉スキー場の総面積54haを合計したものを記載した[1]。
- ^ 2013年の経営統合でヨーデルゲレンデに吸収された形になった。
- ^ 新潟県スキー連盟史によると、ホテル前山ノ神スキー場と呼ばれていたとのことである[5]。赤倉観光ホテルの建設場所には赤倉温泉開湯時に山の神を祀った祠があった。
- ^ 新潟県観光施設株式会社は関係市長村長出資により設立された索道事業会社で、同時期に池の平温泉スキー場のリフトも設置している。
- ^ 私鉄要覧 昭和39年度版では赤倉熊堂スキー場の索道事業者は宏昌開発産業株式会社(中頸城郡妙高村大字関山 大泉製正社長)となっており、新潟県スキー連盟史にも「昭和33年 熊堂スキー場開設。宏昌開発熊堂スキー場としてオープン、同時にナイター施設も設備し大変な人気を得た」との記述がある[11][7]。宏昌開発産業株式会社は1977年(昭和52年)に鈴木商会のスキー場等運営会社だった株式会社グランドレジャーが吸収合併[12]、その後株式会社グランドレジャーは株式会社鈴木商会が吸収合併した。
- ^ 池の平温泉スキー場のカヤバゲレンデのことではない。
- ^ 旧 中央ゲレンデ部分の運営会社は株式会社赤倉温泉スキー場となった(代表取締役は鈴木商会の代表取締役と同一人物)。
出典
- ^ a b 『ニッポンのゲレンデ2018』実業之日本社、2017年12月9日。ISBN 978-4-408-06375-1。
- ^ 妙高高原赤倉シャンツェ
- ^ 『鉄道要覧 令和2年度』電気車研究会、2020年10月。ISBN 978-4-88548-133-8。
- ^ “シャトルバス”. 赤倉温泉スキー場. 2019年8月15日閲覧。
- ^ “新潟県スキー連盟 新潟スキー100年史 戦前の記録”. 公益財団法人新潟県スキー連盟. 2021年1月5日閲覧。
- ^ 柴田高「ポストバブル期のスキー場経営の成功要因」『東京経大学会誌(経営学)』第284巻、東京経済大学経営学会、2014年12月、165-186頁、hdl:11150/7633、ISSN 1348-6411、CRID 1050001337487408256、2023年8月17日閲覧。
- ^ a b “新潟県スキー連盟 新潟スキー100年史 戦後の県スキー連盟”. 公益財団法人新潟県スキー連盟. 2021年1月5日閲覧。
- ^ “第1号国認可スキーリフト 上信越道妙高SA 妙高市”. 新潟日報 (新潟日報社). (2015年2月5日)
- ^ a b c 『私鉄要覧 昭和33年度』白泉社、1958年。
- ^ a b “株式会社鈴木商会 会社沿革”. 2021年1月4日閲覧。
- ^ a b 『私鉄要覧 昭和39年度』1964年。
- ^ 『官報』第15018号(昭和52年2月2日付)27頁
- ^ 『全国スキー・ゲレンデ案内 (ブルー・ガイドブックス26)』実業之日本社、1962年、126頁。
- ^ a b 『私鉄要覧 昭和44年度』1969年。
- ^ 『私鉄要覧 昭和45年度』電気車研究会鉄道図書刊行会、1970年。
- ^ 『ブルーガイド SKI'78 別冊 全国スキー場ゲレンデ案内 78年版』実業之日本社、1977年11月5日、200頁。
- ^ 佐藤直衛『エアリアガイド/97 全国スキー場ベスト100 1987年版』昭文社、1987年1月、171頁。
- ^ a b “京王レクリエーション株式会社 会社沿革”. 2021年1月5日閲覧。
- ^ 『鉄道要覧 平成12年度』電気車研究会、2000年9月。ISBN 4-88548-097-3。
- ^ 『skier '98 全国スキー場ガイド』山と渓谷社、1997年10月10日、340頁。ISBN 4-635-92835-7。
- ^ 『スキーマップル全国'98』昭文社、1998年1月、334頁。ISBN 4-398-15042-0。
- ^ “リフト営業先駆け、新潟県観光施設、再生法を申請”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2002年10月11日)
- ^ “元気になれる!妙高高原・赤倉温泉スキー場ガイド(2004年12月9日時点のアーカイブ)”. 2021年1月4日閲覧。
- ^ “バブル期に乱立「鉄道系スキー場」の栄枯盛衰”. 東洋経済オンライン. 2021年1月4日閲覧。
- 1 赤倉温泉スキー場とは
- 2 赤倉温泉スキー場の概要
- 3 グリーンシーズン
- 4 沿革
- 5 脚注
固有名詞の分類
- 赤倉温泉スキー場のページへのリンク