KL1
KL1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/16 13:48 UTC 版)
「Guarded Horn Clauses」の記事における「KL1」の解説
KL1 (Kernel Language One) は、GHCのガード部を組み込み述語のみに制限したFlat GHCをもとに近山隆により設計された。KL1では、論理的並行性の記述にはGHCの機能をそのまま使い、それを複数のマシンに分散する物理的並行性(並列性)などをそれに付加するプラグマとして追加することで、論理的並行性と物理的並行性を別々に指定可能にし、プログラムの正しさに影響を与えることなく負荷分散の仕方などを変えられるように設計された。つまり、各種プラグマはプログラムの効率にのみ影響し、KL1はFlat GHCと同じ意味を持つ。KL1 は第五世代コンピュータプロジェクトで並列マシン PIM 上の処理系として開発された。UNIX上での処理系として KLIC がある。
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