JGAの定めるアマチュア資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 04:22 UTC 版)
「プロゴルファー」の記事における「JGAの定めるアマチュア資格」の解説
ゴルフにおいては歴史的経緯から、アマチュア資格を極めて厳格に管理していることも特徴的である。現在、プロテストに合格する・プロ宣言を行うなど自らの意思でプロに転向する以外にも、以下の行為を行ったゴルファーは、アマチュア資格を即時に喪失するとされている。 ゴルフをプレーして75,000円(ジュニア競技の場合50,000円)を超える賞品を受け取ることただしホールインワン賞については制限がない。 ゴルフ技術の指導をして報酬(金額を問わない)を得ること特例措置として学校の教員などは勤務時間の50%以下の指導であれば可能。(学校のゴルフ部顧問までプロ扱いになってしまうための対策)。 賞金(金額を問わない)のある競技でプレーする(実際に賞金を獲得できたかどうかは問わない)あらかじめ賞金を放棄することを宣言した上でプレーした場合、またホールインワン賞として金銭を受け取ることは除く。 個人競技(ジュニア競技を除く)でプレーするための費用を家族や法律上の保護者以外のものから受け取ることただしゴルフの手腕と関係のない招待(著名人としての招待、企業の接待など)は含まれない。 ゴルファーとしてプロフェッショナルエージェント(マネージメント会社、代理店、芸能事務所など)と契約すること(文書、口頭を問わない) ゴルフの手腕や名声(Golf Skill or Reputation)のあるアマチュアゴルファーが「ゴルフの手腕や名声」を有しているかどうかの判断は、統轄団体の決定事項である。一般的に次の場合にのみアマチュアゴルファーはゴルフの手腕を有していると一応考えられる。 アマチュアゴルファーが国、地区レベルの競技に優勝するか、あるいは国や地区、都道府県のゴルフ協会や連盟の代表に選ばれた場合、またはエリートレベルで競技をした場合、ゴルフの名声はゴルフの手腕を通じてのみ得られるものであり、そのような名声は、プレーヤーのゴルフの手腕が統轄団体によって決められた基準に該当して以後5年間は継続するものとみなされる。
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