GCNとRDNA1の違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 07:44 UTC 版)
「RDNA (マイクロアーキテクチャ)」の記事における「GCNとRDNA1の違い」の解説
コードのスケジュール方法に影響するアーキテクチャ上の変更がある。 シングルサイクル命令の問題:GCNは、4サイクルごとに1回、ウェーブごとに1つの命令を発行。RDNAはサイクルごとに命令を発行。 Wave32:GCNは、64スレッド(作業項目)のWaveFrontを使用した。RDNAは、32スレッドと64スレッドの両方のWaveFrontをサポートしている。 ワークグループプロセッサ:GCNは、シェーダーハードウェアを、スカラーALUとベクトルALU、LDS、およびメモリアクセスを含む「計算ユニット」(CU)にグループ化している。1つのCUには、メモリへの1つのパスを共有する4つのSIMD16が含まる。RDNAは「ワークグループプロセッサ」(「WGP」)を導入している。WGPは、シェーダー計算ハードウェア/コンピューティングの基本ユニットとして計算ユニットを置き換えられている。1つのWGPには2つのCUが含まれる。これにより、単一のワークグループに、より多くの計算能力とメモリ帯域幅を割り当てることができる。RDNA 1では、CUはWGPの半分である。
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