Form.RightToLeftLayout プロパティとは？ わかりやすく解説

<LocalizableAttribute(True)> _
Public Overridable Property
 RightToLeftLayout As Boolean

Dim instance As Form
Dim value As Boolean

value = instance.RightToLeftLayout

instance.RightToLeftLayout = value

[LocalizableAttribute(true)] 
public virtual bool RightToLeftLayout { get;
 set; }

[LocalizableAttribute(true)] 
public:
virtual property bool RightToLeftLayout {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

/** @property */
public boolean get_RightToLeftLayout ()

/** @property */
public void set_RightToLeftLayout (boolean
 value)

public function get RightToLeftLayout
 () : boolean

public function set RightToLeftLayout
 (value : boolean)

プロパティ値
右から左方向の反転配置を有効にする場合は true。子コントロールを通常どおりに配置する場合は false。既定値は false です。

RightToLeftLayout プロパティは、主に世界中のユーザー向けに国際対応のフォームを開発するときに役立ちます。多くのフォームは、フォーム上のコントロールを左から右方向へレイアウトするようにデザインされています。これらのフォームは、この方向で記述される言語に対応しています。しかし、右から左方向へ記述する言語を使用するユーザーに同じフォームを表示する際には、フォーム上のコントロールの順序を反転させるほうがよい場合がしばしばあります。RightToLeftLayout プロパティと RightToLeft プロパティの両方が true の場合、そのフォームで反転が有効になり、コントロールの配置とテキストの方向が右から左になります。

RightToLeft とは異なり、RightToLeftLayout は継承されません。このプロパティを子コントロールに適用するためには、反映の対象となるすべての子コントロールに対して設定する必要があります。

RightToLeftLayout が Yes の場合、オーナー描画はサポートされません。オーナー描画のイベントは生成されますが、これらのイベントに記述したコードの動作は定義されません。また、BackgroundImage、Opacity、TransparencyKey の各イベント、および描画関連のイベントもサポートされません。

RightToLeftLayout プロパティおよび RightToLeft プロパティでは、次の Win32 API ウィンドウ スタイルが設定されます。

• RightToLeft が Yes に設定され、RightToLeftLayout が true に設定されている場合、Windows フォームによって WS_EX_LAYOUTRTL ウィンドウ スタイルが設定され、WS_EX_RIGHT スタイルおよび WS_EX_RTLREADING スタイルは削除されます。

• RightToLeft が Yes に設定されていても、RightToLeftLayout が No に設定されている場合、Windows フォームによって WS_EX_RIGHT および WS_EX_RTLREADING のウィンドウ スタイルが設定されます。

このプロパティの値を変更すると、RightToLeftLayoutChanged イベントが発生します。

グローバリゼーションに関する問題の詳細については、「推奨される国際対応アプリケーション開発手順」を参照してください。

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