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c-Jun

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 13:51 UTC 版)

c-Junは、ヒトではJUN遺伝子にコードされるタンパク質である。c-Junはc-Fosとともに、初期応答転写因子AP-1を形成する。c-JunはFos結合タンパク質p39として同定され、後にJUN遺伝子の産物として再発見された。c-Junは最初に発見された発がん性転写因子である[5]。c-Junはウイルス性がんタンパク質v-Junの細胞ホモログである[6]。ウイルスホモログであるv-Junはトリ肉腫ウイルスavian sarcoma virus 17に発見され、Junという名称は日本語の「じゅうなな」(17)に由来する[7]。ヒトのJUN遺伝子にコードされるタンパク質はこのウイルスタンパク質と高度に類似しており、遺伝子発現を調節する特定のDNA配列と直接相互作用する。JUN遺伝子はイントロンを持たない遺伝子であり、ヒトの悪性腫瘍における転座欠失の双方と関係している染色体領域1p32-p31にマッピングされている[8]




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