AirPlayミラーリング
【英】AirPlay Mirroring
AirPlayミラーリングとは、Appleが提供するワイヤレスのデータ転送機能「AirPlay」で利用できる、手元の端末の操作をリアルタイムに他デバイスに反映・表示する機能のことである。
AirPlayはiOSデバイス(iPhone、iPad、iPod touch)またはiTunesで再生しているコンテンツを家庭内の他のAV機器にワイヤレス転送して再生する機能である。iPadで撮影した動作をテレビの大画面で視聴したり、iTunesのプレイリストで再生している音楽をオーディオ専用聞きで再生したりといったことが可能になる。AirPlayミラーリングを利用すると、手元の端末で行った操作をリアルタイムに転送先デバイスで表示できる。たとえば、写真やビデオの拡大・縮小・早送り、ゲームのプレイ、文書データの編集などを、手元で行いつつ大画面で共有できるようになる。
ミラーリング(mirroring)は鏡写しを意味し、「鏡映」などとも訳されるが、ITの分野ではデータの完全な複製を作成して多重化することを指すことが多い。システムの信頼性や可用性を高める手法として行われるハードディスクのデータ複製は「ディスクミラーリング」とも呼ばれる。
なお、暗号化されたデータをP2P技術によりワイヤレス転送し、手軽かつセキュアなデータ共有を実現する機能として、「AirDrop」も提供されている。
参照リンク
AirPlay - (Apple)
AirPlay ミラーリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:19 UTC 版)
「OS X Mountain Lion」の記事における「AirPlay ミラーリング」の解説
iPhone 4SとiPad 2のみで利用可能であった機能。
※この「AirPlay ミラーリング」の解説は、「OS X Mountain Lion」の解説の一部です。
「AirPlay ミラーリング」を含む「OS X Mountain Lion」の記事については、「OS X Mountain Lion」の概要を参照ください。
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