アンスリウム【anthurium】
おおべにうちわ (大紅団扇)
●南アメリカのコロンビアからエクアドルに分布しています。「さといも」の仲間で樹木などに着生します。葉は光沢のある鮮やかな緑色をしていて、肉穂花序は朱赤色の仏炎苞に包まれます。ハワイを中心に多くの園芸品種が作出されていて、鉢物や切花として人気があります。別名で「アンスリウム」とも呼ばれます。
●サトイモ科ベニウチワ属の常緑多年草で、学名は Anthuriumandreanum。英名は Tailflower, Anthurium。
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アンスリウム属
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年6月) |
アンスリウム属 | ||||||||||||||||||
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アンスリウム属の一種 オオベニウチワ | ||||||||||||||||||
分類(APG III) | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Anthurium Schott [1] | ||||||||||||||||||
タイプ種 | ||||||||||||||||||
Anthurium acaule (Jacq.) Schott.[1] | ||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||
Podospadix Raf. | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
本文参照 |
アンスリウム属(アンスリウムぞく、Anthurium)とは、サトイモ科の属の一つ。ベニウチワ属ともいう。熱帯アメリカ原産で600種以上ある。葉や苞(花に見える部分)が美しいものがあり、観葉植物として栽培されるものがある。
主な種
- オオベニウチワ(大紅団扇、学名 Anthurium andreanum)
- 原産地はコロンビア。単にアンスリウムというと本種を意味することが多い。本種の小型の品種をヒメアンスリウム(学名 A. andreanum 'Compactum')という。
- ベニウチワ(紅団扇、学名 Anthurium scherzerianum)
- 原産地はグアテマラ、コスタリカ。
- シロシマウチワ(学名 Anthurium crystallinum)
- 原産地はコロンビア
- ビロードウチワ(学名 Anthurium magnificum)
- 原産地はコロンビア
脚注
- ANTHURIUMのページへのリンク