Mi62【Mi62】(飼料作物)
登録番号 | 第12189号 | |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | Mi62 よみ:Mi62 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 澤井晃、池谷文夫、伊東栄作、濃沼圭一、江口研太郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「P3286」に「P3470」を交配して育成された固定品種であり、育成地(宮崎県都城市)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期はかなり晩生、稈長は長で粒質はフリントの暖地向き一代雑種親品種である。初期成育はやや不良、葉長は長、幅はやや狭、全葉数は極多、稈長は長、着雌穂高はやや高、稈径は中、雌穂着生節の葉位はやや多、分げつ数は極少である。有効比穂数は1.25、絹糸色は桃色、穂芯色は白色、穂柄角度は上向、長さ及び雌穂長は長、径は中、重さは重、粒列数は少、一列粒数は多、雄穂長は極長、枝梗数は多、葯色は黄色、種子色は橙色、粒質はフリント(F)、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型は丸形、粒重は中である。雄穂抽出期及び絹糸抽出期はかなり晩生、ごま葉枯病抵抗性は強、紋枯病抵抗性はやや強である。「Mi19」と比較して、全葉数が多いこと、稈長が長いこと、粒質がフリントであること等で、「Mi29」と比較して、葉幅が狭いこと、枝梗数が多いこと、粒質がフリントであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に九州農業試験場畑地利用部(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、宮崎県都城市)において、「P3286」に「P3470」を交配、その実生の中から選抜を行い、7年から能力検定試験を実施、以後、特性の調査を継続し13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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