鴉澤村の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/12 20:33 UTC 版)
鳳 河音(おおとり かのん) 沙羅の出身である鴉澤小学校の同級生で親友。 昔プールに沙羅と共に忍び込んで水中へ飛び込んだまま浮かんで来ず、遺体も発見されなかったため行方不明となっている。 龍崎がそのプールを写した写真になぜか彼女そっくりの少女が写りこんでいた。 沙羅の祖母 鴉澤村で鴉澤神社を経営する沙羅の祖母。穢山へ参拝する客のための旅館も営んでいる。 合宿で鴉澤村を訪れた近代建築研究ゼミのメンバーと龍崎を快く迎えるが、その中に「邪霊師」が混ざっていることに気づき、沙羅に警告する。 鵙(もず)/鶫(つぐみ) 鴉澤神社で働く双子の少女。旅館では宿泊客の案内や給仕をしている。 沙羅の祖母に何かしらの指導をされているようで、邪霊を寄せ付けない結界を張ることができる。だが、邪霊を封じる術は持ち合わせていない。鴻足と刃沢に御神水を渡す。 水鬼 千鶴(みずき ちづる) バス停「鴉澤郵便局前」からバスに乗ってくる色白の少女。 実はすでに死んでおり、沙羅が中学生だったときにふざけてバスの窓から身を乗り出していた時に、突き出ていた看板に首を切断されて死亡した。 バスに乗って来はするが、決して降りることはできない。 海島 すずめ(かいとう すずめ) かつて鴉澤小学校に通っていた少女。昭和11年2月25日を最後に消息不明となっている。この日は二・二六事件の前日に当たる。 白鷺紅湖に取り憑いていた悪霊で、邪霊師のもう一人の正体。 当時の校長が小児性愛者でいたずらの末に殺害してしまい、図書室の下に埋められてしまう。その手伝いをしたのが御子神の祖父であり、そのことをずっと後悔していた彼はお守りにその念を込めていた。と冬星が写した写真から沙羅たちは推測している。 正体が暴かれたことで悪霊の群れを使役して沙羅に襲い掛かるが、写影機に写しとられて完全に浄化された。
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