高角砲・機銃・水雷兵装
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「ボルツァーノ (重巡洋艦)」の記事における「高角砲・機銃・水雷兵装」の解説
高角砲は1927年10cm(47口径)高角砲を採用した(トレント級重巡洋艦#高角砲・機銃・水雷兵装を参照)。 近接対空火器としてModels 1932 3.7cm(54口径)機関砲を採用した。その性能は0.83kgの砲弾を仰角45度で7,800m、仰角80度で5,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角80度・俯角10度である。旋回角度は舷側方向を0度として左右120度の旋回角度を持っていた。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分60~120発である。この機関砲を連装砲架で4基を搭載した。 他にModel 1931 13.2mm(75.7口径)機銃を採用した。その性能は0.051kgの機銃弾を仰角45度で6,000m、仰角85度で2,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角85度・俯角11度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、上部構造物に射界を制限された。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分500発である。この機銃を連装砲架で4基を搭載した。 水雷兵装として53.3cm連装魚雷発射管4基を搭載したが、本級の雷装は特色があり、53.3cm単装魚雷発射管を並列で連装化して船体に内蔵しておき、船体中央部に2基、3番主砲塔手前に2基の計4基8門を搭載した。類似の装備法の採用例としてはスペイン海軍の「カナリアス級」などがあった。
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高角砲・機銃・水雷兵装
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「ルイージ・カドルナ級軽巡洋艦」の記事における「高角砲・機銃・水雷兵装」の解説
高角砲は1927年10cm(47口径)高角砲を採用した(トレント級重巡洋艦#高角砲・機銃・水雷兵装を参照)。 近接対空火器としてModels 1917 4cm(39口径)機関砲を採用した。これは第一次世界大戦前にイギリスのヴィッカーズ社よりライセンス生産されたものでイギリス海軍では「ポンポン砲」として第二次世界大戦時も使用している砲である。この機関砲を単装砲架で片舷1基ずつ計2基を装備した。他にModel 1931 13.2mm(75.7口径)機銃を採用した。その性能は0.051kgの機銃弾を仰角45度で6,000m、仰角85度で2,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角85度・俯角11度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、上部構造物に射界を制限された。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分500発である。この機銃を連装砲架で4基を搭載した。 水雷兵装として53.3cm連装魚雷発射管を2基搭載した。
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高角砲・機銃・水雷兵装
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「トレント級重巡洋艦」の記事における「高角砲・機銃・水雷兵装」の解説
トレント級は多種類の武装を装備している。高角砲は1927年10cm(47口径)高角砲を採用した。この砲は設計年次が古く、原型は第一次世界大戦前にシュコダ社でオーストリア=ハンガリー帝国海軍向けに製造されたK11型 10cm(47口径)砲であり、戦利艦に搭載されていたこの砲を複製し、砲架を改めて平射砲から高角砲に転用したものである。原型が平射砲であったため砲耳の位置が低く、そのままでは高仰角時の装填操作が困難となることから、転用にあたり採用された高角砲架は仰角が大きくなるとそれに応じて砲耳の高さが高くなる機構を有していた。性能は、13.8kgの砲弾を使用した場合仰角45度で射程距離15,240m、最大仰角85度で射高10,000mであった。旋回と俯仰は電動と人力で行われ、360度旋回でき、俯仰は仰角85度~俯角5度であった。発射速度は毎分8~10発だった。これを連装砲架で8基16門を搭載した。砲架の機構が特殊なため俯仰操作が重く、実際に高角砲として使用するには目標追随能力が十分でなかったとされる。イタリア海軍の艦艇ではトレント級が最初の搭載艦となった。 他に、高角砲を補うためにModels 1917 4cm(39口径)機関砲を採用した。これは第一次世界大戦前にイギリスのヴィッカーズ社よりライセンス生産されたものでイギリス海軍では「ポンポン砲」として第二次世界大戦時も使用している砲である。この機関砲を単装砲架で4基を搭載した。 近接対空用にはModel 1931 13.2mm(75.7口径)機銃を採用した。その性能は0.051kgの機銃弾を仰角45度で6,000m、仰角85度で2,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角85度・俯角11度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、上部構造物に射界を制限された。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分500発である。この機銃を連装砲架で4基を搭載した。 水雷兵装は4連装53.3cm魚雷発射管を2基搭載した。 1937年の改装により、10cm高角砲、12.7mm機銃及び40mm機関砲のそれぞれ一部を撤去し、代わりに37mm機関砲8門と13.2mm機銃8挺を搭載した。
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高角砲・機銃・水雷兵装
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「アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦」の記事における「高角砲・機銃・水雷兵装」の解説
高角砲は1927年10cm(47口径)高角砲(イタリア語版)を採用した(トレント級重巡洋艦#高角砲・機銃・水雷兵装を参照)。 近接対空火器としてModels 1932 3.7cm(54口径)機関砲(イタリア語版)を採用した。その性能は0.83kgの砲弾を仰角45度で7,800m、仰角80度で5,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角80度・俯角10度である。旋回角度は舷側方向を0度として左右120度の旋回角度を持っていた。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分60~120発である。この機関砲を連装砲架で4基を搭載した。他にModel 1931 13.2mm(75.7口径)機銃を採用した。その性能は0.051kgの機銃弾を仰角45度で6,000m、仰角85度で2,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角85度・俯角11度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、上部構造物に射界を制限された。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分500発である。この機銃を連装砲架で4基を搭載した。 水雷兵装として53.3cm連装魚雷発射管を2基装備した。他に機雷96発を搭載できた。
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高角砲・機銃・水雷兵装
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「エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦」の記事における「高角砲・機銃・水雷兵装」の解説
高角砲は1927年10cm(47口径)高角砲(イタリア語版)を採用した(トレント級重巡洋艦#高角砲・機銃・水雷兵装を参照)。 近接対空火器としてModels 1932 3.7cm(54口径)機関砲(イタリア語版)を採用した。その性能は0.83kgの砲弾を仰角45度で7,800m、仰角80度で5,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角80度・俯角10度である。旋回角度は舷側方向を0度として左右120度の旋回角度を持っていた。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分60~120発である。この機関砲を連装砲架で4基を搭載した。他にModel 1931 13.2mm(75.7口径)機銃(英語版)を採用した。その性能は0.051kgの機銃弾を仰角45度で6,000m、仰角85度で2,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角85度・俯角11度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、上部構造物に射界を制限された。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分500発である。この機銃を連装砲架で6基を搭載した。 水雷兵装として53.3cm魚雷発射管を三連装式で2基搭載した。 のちに13.2mm機銃はブレダ社のModels 1940 2cm(65口径)機銃に更新された。その性能は0.134kgの機銃弾を仰角45度で5,500m、仰角90度で2,900mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角100度・俯角10度である。旋回角度は舷側方向を0度として左右120度の旋回角度を持っていた。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分120~240発である。
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高角砲・機銃・水雷兵装
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「ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦」の記事における「高角砲・機銃・水雷兵装」の解説
高角砲は1927年10cm(47口径)高角砲(イタリア語版)を採用した(トレント級重巡洋艦#高角砲・機銃・水雷兵装を参照)。 近接対空火器としてModels 1932 3.7cm(54口径)機関砲(イタリア語版)を採用した。その性能は0.83kgの砲弾を仰角45度で7,800m、仰角80度で5,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角80度・俯角10度である。旋回角度は舷側方向を0度として左右120度の旋回角度を持っていた。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分60~120発である。この機関砲を連装砲架で4基を搭載した。他にModel 1931 13.2mm(75.7口径)機銃を採用した。その性能は0.051kgの機銃弾を仰角45度で6,000m、仰角85度で2,000mの高さまで届かせることが出来た。俯仰能力は仰角85度・俯角11度である。旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、上部構造物に射界を制限された。砲架の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分500発である。この機銃を連装砲架で4基を搭載した。 水雷兵装として53.3cm連装魚雷発射管2基を装備した。他に機雷96個を搭載できた。
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