うま‐や【▽駅/▽駅家】
えき‐か【駅家】
駅家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 04:13 UTC 版)
駅家(えきか/うまや)とは、古代日本の五畿七道の駅路沿いに整備された施設。単に駅(えき)とも称する。
注釈
- ^ 今日知られている江戸時代以後に定められた里(1里=約4キロメートル)とは距離が大きく異なることに注意を要する。
- ^ 旅行など公務ではない場合も、一定以上の立場にある高官に対して泊まらせたりしたが、律令により食事は提供してはならないなどの厳しい決まりがあった[6]。
- ^ 山道や駅路の分岐点に置かれた駅家で多くの駅馬を必要とする場合など。
出典
- ^ a b 武部健一 2015, p. 40.
- ^ a b 中村太一「駅家」館野和己・出田和久 編『日本古代の交通・流通・情報 3 遺跡と技術』(吉川弘文館、2016年) ISBN 978-4-642-01730-5 P186-212
- ^ 『続日本後紀』承和8年閏9月庚戌(14日)条。
- ^ 武部健一 2015, pp. 46–47.
- ^ 『日本後紀』大同元年4月丁丑(14日)条。なお、山陽道の布勢駅家(小犬丸遺跡)の発掘調査においてこの事実を裏付ける瓦や壁の破片が出土している。
- ^ 武部健一 2015, p. 54.
- ^ 伊藤寿和「古代の道路と地名」館野和己・出田和久 編『日本古代の交通・流通・情報 3 遺跡と技術』(吉川弘文館、2016年) ISBN 978-4-642-01730-5 P356-357
- ^ 田名網宏「駅長」(『国史大辞典 2』(吉川弘文館、1980年) ISBN 978-4-642-00502-9)
- ^ 武部健一 2015, pp. 55–56.
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