【飛行艇】(ひこうてい)
flying boat
船形の水密胴体を持ち、水面(海や湖など)に直接離着水することができる飛行機。
広義の水上機に属する。
翼下にフロートを取り付けることが多いが、狭義の水上機とは異なり、あくまで補助的なものである。
フロートのみで着水するものに比べ大型化が可能であるが、胴体を直接水面に下ろすため、低速で離着水する必要がある。このためレシプロやターボプロップなどのプロペラ推進方式を採用する。
(ただし例外として、ターボファン動力のA-40やBe-200などが存在する)
初期の旅客機は、エンジンや航法装置などの信頼性が乏しかったため、万一の時に不時着水の可能な飛行艇が多かった。
その後も捜索救難や対潜哨戒に用いられることが多かったが、水密維持や錆対策が難しく、また、陸上機に速度で劣るため、現在では一般的でない。
関連:ビーチングギア カーチス ベリエフ 新明和工業
飛行艇
飛行艇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:13 UTC 版)
地球軍の小型輸送機。上部に連装銃座がある。謎の遺跡を発見した現場へ軍司令官を送り届けた。機体形状は四角いバス型で揚力を発生させる翼や、着陸でホバーの描写はあるが底部にノズルも見当たらず、どんな原理で飛行しているのかは謎である(ローター状の機関で完全に重力制御飛行を会得しているククトニアンと違い、地球側の重力制御は宇宙船内の人工重力発生に留まっている)。
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飛行艇(フライヤー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/03 08:10 UTC 版)
「木星の骸骨人間」の記事における「飛行艇(フライヤー)」の解説
火星第8光線(推進光線)と第9光線を利用し浮遊・推進する飛行機械。単座の小型艇から戦艦並みの大型艦まで種々雑多なタイプが存在する。火星では海軍に属する(地表の海はほとんどが干上がっており、地球でいう船や海軍は一般には存在しない)。
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飛行艇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 03:32 UTC 版)
Saunders Kittiwake(1機のみ) Saunders A.3 Valkyrie(1機のみ) Saunders A.4 Medina (1機のみ) Saunders A.14(1機のみ) Saunders/Saro A.7 Severn(1機のみ) A.17 Cutty Sark(12機製造) A.19 Cloud/A.29 Cloud Monospar(22機製造) A.21 Windhover(2機製造) サンダース・ロー A.27 ロンドン(31機製造) A.33 サンダース・ロー ラーウィック サンダース・ロー A.37 シュリンプ サンダース・ロー SR.A/1 サンダース・ロー SR.45 プリンセス Jet Princess(机上プランのみ) Duchess (机上プランのみ) Saunders-Roe P.192 Queen - コンセプトのみ。P&Oのためのジェットエンジン24基を搭載する全幅313フィートの巨大飛行艇で、乗客1000人を予定した。
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飛行艇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 08:19 UTC 版)
詳細は「飛行艇」を参照 機体そのものを艇体として浮力を得るため、大型化が可能である。胴体が水面にあるため、小型の機体では主翼とエンジンを機体から持ち上げた独特の配置にならざるを得ない。これによる抗力増加や推力中心と機軸とのずれなどの問題が起こり、小型機であれば悪影響が顕著であるが、大型機の場合だと主翼を高翼化するだけでほぼ解決できるので、その意味においても大型機に向いた形態であるといえる。 サヴォイア・マルケッティ SM.55のように双胴の飛行艇も存在したが、通常は単胴のため、中型以下の機体では左右主翼下の補助フロート、または艇体左右に設置したスポンソンによって水上安定性を確保している。大型の機体では艇体そのものの復元力でも充分となる。大型であれば陸上用の降着装置を別に組み込む余裕があるので、水陸両用機もこの形態が多い。
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飛行艇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:04 UTC 版)
「英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事における「飛行艇」の解説
七耀暦1192年の《百日戦役》に際してアルバート・ラッセルが開発した警備飛行艇をはじめ、小型の導力飛行船は「飛行艇」と呼ばれる。基本的に軍用だが、エレボニア帝国の貴族では私有している者も少なくない。最高時速は山猫号では2,300セルジュ(時速230km)に達する。従来の旅客飛行船に比べて小型で、高速で、かつ小回りが利く。
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「飛行艇」の例文・使い方・用例・文例
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