風雅流六芸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/08 03:42 UTC 版)
風雅一平(ふうが いっぺい) 古流武術、風雅流六芸の正統伝承者。高校1年生。臆病者でかなり弱い。姉妹には小間使いの扱いを受けている(春香いわく「筋肉の鍛錬を兼ねている」ため、実はかなり筋肉質の体格である)。そのため、将来は家を出て独立しようと考えている。格闘センスに優れており、本気を出すと強いのだが、相手を殺してしまうのではないかと言う無意識の恐怖感で、普段は萎縮してしまっている。後に秋野武彦との出会いで克服する。 手先が器用で、裁縫や美術の粘土造形が得意。千秋のリング・コスチュームは彼のお手製。 風雅千秋(ふうが ちあき) 一平の双子の姉。高校1年生。大のプロレス好きで、複数の女子プロ団体からスカウトされるほどの実力の持ち主。だが泰斗流六術の使い手に死の恐怖を味わわされ、臆してしまった事もある。 気が短く一平を喧嘩に巻き込むことも多いが、本心では「一平が強くて頼りになる男であることを信じ、それを証明したい」と思っている。終盤では家事や炊事もそこそこ手伝うようになった。 風雅夏美(ふうが なつみ) 一平の次姉。キックボクサーとモデルをしている。炊事、掃除、洗濯は一切しない。姉妹の中では最も色っぽく、大胆な下着を愛用している。小遣いのやりくりに苦労しているようで、ナンパしてくる男を「財布」のように思っている節もある。 風雅春香(ふうが はるか) 一平の長姉。亡き父と次代継承者一平の間で伝承を中継ぎしている「中伝」であり、風雅流六芸の段位を持っている。特に剣術の腕前は一流。またフリーのジャーナリストでもあり、一家の生計を支えている。 風雅小冬(ふうが こふゆ) 一平の妹。中学生。格闘は得意ではないが、鉄砲の腕前はかなりのものである。一平、千秋、みやびのことを「ちゃん」付けで呼んでいる。鉄砲を平気で他人の顔に向けて引き金を引ける。 風雅みやび(ふうが みやび) 一平たちの母親。家をしばらくあけていた。実は泰斗宗家の泰斗十蔵の娘。かなりちゃらんぽらんな性格をしているが、決めるときは決める。 風雅一馬(ふうが かずま) 故人で一平たちの父親。一平たちが幼い頃に病死した。
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