風邪の神送り
風邪の神送り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/16 08:12 UTC 版)
耳袋では、江戸時代、非人や人形に風邪の神の扮装をさせて送る儀礼を紹介している。同書によれば、風邪が大流行したある初夏、大阪で、風の神送りをしていたところ、ある「風邪の神(の扮装をした非人)」が送る不審者によって空堀に投げ入れられたので、そのままの格好で帰り、家々の戸を叩きながら「風邪の神、帰りました」と言って回ったという。 地方によって、ガイケノカミオクリ、咳気の神送り、オイヤレ、ヤウカオクリ、コトノカミオクリ、といい、咳気神、カゼノカミは病気全般をつかさどるとされる。
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