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風玉とは? わかりやすく解説

鬼火

(風玉 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 10:00 UTC 版)

鬼火(おにび)とは、日本各地に伝わる怪火(空中を浮遊する正体不明の火の玉)のことである。伝承上では一般に、人間や動物の死体から生じた、もしくは人間の怨念が火となって現れた姿と言われている。また、ウィルオウィスプジャックランタンといった怪火の日本語訳として「鬼火」の名が用いられることもある[1]


  1. ^ a b c d e f g h i 神田 1931, pp. 37–67
  2. ^ a b 寺島 1884, pp. 143–144
  3. ^ 根岸 & 江戸時代, p. 402.
  4. ^ 鈴木桃野 著「反古のうらがき」、柴田宵曲 編『随筆辞典』 第4巻、東京堂、1961年(原著天保年間)、66-67頁。 NCID BN01579660 
  5. ^ a b c d e f g h i 多田 1990, pp. 231–234
  6. ^ 草野巧『幻想動物事典』新紀元社、1997年、69頁。ISBN 978-4-88317-283-2 
  7. ^ 土佐民俗学会 著「近世土佐妖怪資料」、谷川健一 編『日本民俗文化資料集成』 第8巻、三一書房、1988年(原著1969年)、335頁。ISBN 978-4-380-88527-3 
  8. ^ 柳田國男『妖怪談義』講談社講談社学術文庫〉、1977年(原著1956年)、212頁。ISBN 978-4-06-158135-7 
  9. ^ 国枝春一・広瀬貫之「美濃揖斐郡徳山村郷土誌」『旅と伝説』5月号(通巻149号)、三元社、1940年5月、63頁、NCID AN00139777 
  10. ^ 稲田他編 1992, p. 138.
  11. ^ 稲田他編 1992, p. 51.
  12. ^ 西村市郎右衛門 著、湯沢賢之助 編『新御伽婢子』古典文庫、1983年(原著1683年)、348頁。 NCID BN01663100 
  13. ^ 水木しげる『水木しげるの妖怪事典』東京堂出版、1981年、188頁。ISBN 978-4-490-10149-2 
  14. ^ 大藤時彦他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第4巻、柳田國男監修、平凡社、1955年、1749頁。 NCID BN05729787 
  15. ^ 相賀徹夫 著、小学館 編『世界原色百科事典』 第2巻、小学館、1966年、507頁。 NCID BN06278399 
  16. ^ 新村出 編『広辞苑』(第6版)岩波書店、2008年(原著1955年)、690-691頁。ISBN 978-4-00-080121-8 
  17. ^ 大槻義彦『火の玉を見たか』筑摩書房〈ちくまプリマーブックス〉、1991年、181-193頁。ISBN 978-4-480-04154-8 
  18. ^ 那谷敏郎『「魔」の世界』講談社講談社学術文庫〉、2003年(原著1986年)、186頁。ISBN 978-4-06-159624-5 


「鬼火」の続きの解説一覧

風玉(かぜだま)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 03:58 UTC 版)

鬼火」の記事における「風玉(かぜだま)」の解説

岐阜県揖斐郡揖斐川町鬼火暴風雨生じた際、球状の火となって現れる大きさ器物の盆程度で、明る光を放つ明治30年大風では、山からこの風玉が出没して何度も宙を漂っていたという。

※この「風玉(かぜだま)」の解説は、「鬼火」の解説の一部です。
「風玉(かぜだま)」を含む「鬼火」の記事については、「鬼火」の概要を参照ください。

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