類似
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 03:14 UTC 版)
本項では、知的財産法における類似(るいじ)概念について説明する。
商標法における類似
商標法において類似とは商品の混同を生じるほど商標が似ている現象のことであり、他人の商標に類似している商標は商標登録できない。商標が類似しているかの判断は特許庁や裁判所が判断することになっている。この判断は商標の外観が類似する外観類似、商標の発音が類似する称呼類似および商標から思い起こされる観念が類似する観念類似の三つを要素とし、総合的に考察して決められる(これらのうち一つでも該当するならば類似商標となる可能性があるが、逆に、これらのうち一つでも該当しない場合には類似商標とならない可能性もある)。
意匠法における類似
意匠法においては、ある意匠に類似した意匠もその意匠に準ずるものとして扱われる。公知の意匠に類似した意匠は意匠登録できない(3条1項3号)。類似の意匠が出願された場合は先願が優先される(9条1項)。
意匠権者の専用権は、登録意匠に類似した意匠(類似意匠)にも及ぶ(23条)。この点で特許権等と大きく異なる。また商標権では禁止権のみが類似範囲に及ぶ点で異なる。登録意匠との類似の判断は、需要者の視覚を通じて起こさせる美観に基づくとされている(24条2項)。
類似意匠に関する権利行使を確実にするため、関連意匠登録制度が設けられている。同じ出願人に限り、登録意匠または出願中の意匠(本意匠)の類似意匠を関連意匠として登録することが認められている(10条)。関連意匠は複数でもよい(10条4項)が、関連意匠にのみ類似する(本意匠に類似しない)意匠は関連意匠として認められない(10条3項)。関連意匠権は本意匠権と一体に扱われ、意匠権は分離して移転できず(22条)、専用実施権も全ての関連意匠を含め同一人に同時に設定する必要がある(27条)。
参考資料
- 侵害の判断基準としての商標の類似とは? - 商標ナビ
関連項目
類似
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 08:45 UTC 版)
「ウェクスラー成人知能検査」の記事における「類似」の解説
抽象言語理解。(例「りんごと梨はどのようなところが似ていますか?」)
※この「類似」の解説は、「ウェクスラー成人知能検査」の解説の一部です。
「類似」を含む「ウェクスラー成人知能検査」の記事については、「ウェクスラー成人知能検査」の概要を参照ください。
類似
「類似」の例文・使い方・用例・文例
- アメリカ英語とカナダ英語の類似点
- 2つの間の類似を指摘する
- 心臓はポンプと類似点がある
- 大きさにおいて類似点がある
- それがヒトの女性ホルモンと類似の構造を持つ
- ヒトそっくりの;ヒト類似の生物
- 二つの殺人事件の手口の類似にその私立探偵は目をつけた。
- 私たちは意匠の類似を理由に、商標登録をさせてもらえなかった。
- 裁判所は二つの商品の間に実質的類似性を認めた。
- 類似会社比準法の長所は、算出結果に高い信頼性があることである。
- viewはseeの類似語として用いられます。
- 類似取引比準法によって算出された買収価格は、類似会社比準法に比べて高くなる可能性がある。
- その類似点は顕著である。
- 今日は動物と人間の類似性についてお話します。
- 私はここにそれらの類似点と違いをまとめました。
- 私は貴方にこれと類似の製品を提供します。
- 私は貴方にこれに類似の製品を提供します。
- 彼らは類似品を作るのが上手い。
- 彼らは類似品を作るのが得意だ。
- 類似品が多く出回るようになり、売り上げにも影響が出ています。
品詞の分類
- >> 「類似」を含む用語の索引
- 類似のページへのリンク