「青丹よし(あおによし・あをによし)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

青丹よしとは? わかりやすく解説

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青丹よし


あおに‐よし〔あをに‐〕【青丹よし】

読み方:あおによし

奈良」にかかる。奈良坂顔料の青土を産したころからという。

「—奈良の都は」〈万・三二八

国内(くぬち)」にかかる。

「—国内ことごと見せましものを」〈・七九七〉


青丹よし

読み方:アオニヨシ(aoniyoshi)

作者 井上友一郎

初出 昭和16年

ジャンル 小説


青丹よし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 14:02 UTC 版)

青丹よし(あおによし)は、

  1. 奈良」ないし「国内」(くぬち)に掛かる枕詞ウィクショナリーの「あをによし」を参照。
  2. 奈良県の銘菓。以下に詳述。

青丹よし(あおによし)は、奈良県の銘菓で、和三盆葛粉を混ぜ合わせて短冊形に打ち固めた干菓子(押し物菓子)。若草色と薄紅色の二種類が作られ、表面には砂糖カスリ引きが斜めに施されている[1]。大きさは横3寸(約9.1センチメートル)、縦1寸(約3センチメートル)、厚さ1文(約2.4センチメートル)ほどとされている[2]

かつてはうるち米粉で砂糖を固めた白一色の菓子で、「真砂糖」と呼ばれており、中宮寺の御用菓であった[2]

現在の形になったのは江戸時代末期であり[2]享和年間に有栖川宮が奈良を訪れた際にこの菓子を献上され、その際に短冊型にして「青丹よし」と名付けよと命じたことがきっかけである[3]

出典

  1. ^ 色々な和菓子の説明お菓子なんでも情報館、全国菓子工業組合連合会(全菓連)、2016年8月16日閲覧。
  2. ^ a b c 桑田忠親 編『茶道辞典』(六六版)東京堂出版、東京都千代田区神田錦町3-7、1956年4月3日、47頁。ISBN 4-490-10007-8 
  3. ^ 山本候充 編『百菓辞典』東京堂出版、1997年、5頁~6頁。

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