雛のつるし飾り
雛のつるし飾り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 05:02 UTC 版)
伊豆稲取地区でひな祭りに飾られる装飾。福岡・柳川のさげもんと同様の構成であるが、手鞠は使われていない。吊し飾り、つるし雛飾りとも呼ばれていたが「雛のつるし飾り」の名称で統一されている。ひな人形の代わりに手作りの人形を飾ったのがはじまりとされている。雛のつるし飾りは、娘の成人後にどんど焼きにくべる習慣があったため、古い物は残っておらず、最古の物は100年程度前の物と言われている。戦後、一時期廃れたが、平成に入って稲取婦人会が中心となって復興した。 竹ひごに縮緬を巻いて作った輪に糸を5本掛け、各々に11個(計55個)布製の人形を吊るしたものを2組1セットとして雛壇の両側に飾る。詳細は雛のつるし飾りを参照。
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