降級点規定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:51 UTC 版)
※2021年10月現在で公表されている女流棋士の引退に関する規定は、日本将棋連盟のサイトにおける「女流棋士の降級点と引退制度について」(2018年4月公表)であり、公表後に内容が更新されていないため、新棋戦である清麗戦(2019年度創設)と白玲戦・女流順位戦(2020年創設)については降級点規定においては触れられていない。 ※2021年11月に日本将棋連盟の棋譜中継アプリでのコメントにおいて明らかにされた女流順位戦D級における「降級点」は、本項における女流棋士の引退に関わる「降級点」とは異なる制度である。 女流棋士は、年度成績の順位下位者に該当すると降級点がつく。ただし、出産・病気による休場の場合は、降級点の対象外となる。 女流棋士は3つ目の降級点がつくと引退となる。 女流棋士は65歳の誕生日を迎えた年度まで現役を続けることができる。 ただし、65歳になった年度終了時に降級点を1つも持っていない場合、翌年度も現役を続けることができる。 女流棋士は65歳を過ぎると、降級点が1つでもつくと、その年度をもって引退となる。 降級点の人数は、当該年度の起点となる4月1日現在の女流2級以上の女流棋士数を基準とする。ただし、4月1日現在の休場者数は基準人数に含まない。 降級点の人数は、基準人数36名のときに降級点の人数を1名とし、その後は、基準人数が5名増えるごとに、降級点の人数が1名ずつ増える。 年度途中に自主引退者が出た場合は、降級点の人数から自主引退者の人数を引き算した数が、その年度の降級点の人数となる。 年度途中に休場者が出た場合も、原則として、降級点の人数は変動しない。
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