せんでん‐がん【×閃電岩】
閃電岩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 05:33 UTC 版)
閃電岩あるいは雷管石(英 fulgurite フルグライト; ラテン語のfulgur「雷」から)は、珪砂に落雷したあとにできる、ニンジンに似た形状の天然のガラス管である。ちょうどよい成分の砂が高温に熱せられることで、雷の経路にそった形の石英ガラスを形成する。「雷の化石」とも呼ばれることがある。形成されたガラスはルシャトリエライト[1]と呼ばれるが、これは隕石の落下(テクタイト)や火山噴火でも生成される。アモルファスなのでミネラロイドに分類される。
- ^ en:Lechatelierite
- ^ Exogenic fulgurites from Elko County, Nevada: a new class of fulgurite associated with large soil-gravel fulgurite tubes (Rocks & Minerals, Sep/Oct 2004, Vol. 79, No. 5.)
- ^ en:Mount Thielsen
- ^ en:Academy of Natural Sciences
- ^ Hall of Minerals, Earth and Space
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