きん‐せい【金星】
読み方:きんせい
太陽系の2番目の惑星。地球の軌道のすぐ内側にあり、太陽との平均距離は1億820万キロすなわち0.7233天文単位、公転周期は225日、自転周期は243.01日で、公転とは向きが逆。地球よりわずかに小さく、質量は地球の0.815倍。衛星はない。月のように満ち欠けがあり、最大の明るさはマイナス4.7等。大気の大部分が炭酸ガスで、表面の気温はセ氏約470度。日没後西の空に見えるときを宵の明星、明け方東の空に見えるときを明けの明星とよぶ。太白(たいはく)。ビーナス。
きん‐ぼし【金星】
金星
金星は地球にいちばん近い惑星
金星は、地球のすぐ内側を回り、地球と月の距離の約100倍まで、地球にもっとも近づく惑星(わくせい)です。赤道直径は地球の0.95倍の1万2,104km、重さは地球の0.81倍と、大きさ・重さとも、地球とよく似ています。金星は、地球や他の惑星とは逆に自転し、その周期は243日です。太陽のまわりを1周する公転周期が225日なので、自転のほうが長くかかることがわかります。
厚い雲におおわれた金星はいつも曇り空
金星には大気があり、火山が活動しています。水蒸気や窒素(ちっそ)も吹き出していますが、昼も夜も470℃と温度が高いため、それらは液体や水溶液にならずに、気体のままでいます。雨が降っても空で蒸発(じょうはつ)してしまうので、雨も降らず、晴れることもなく、大気の雲におおわれているので、いつも曇っています。大気の成分はほとんどが二酸化炭素です。それもとても厚いものなので、太陽の熱を逃がしません。そのため温度が高いのです。
ナゾの多い金星の表面は470℃の高温世界
金星は、大きさや重さは地球とよく似ていますが、表面のようすはまったくちがいます。アメリカのマリナー10号は金星の大気、放射線、磁場などを調べました。旧ソ連のベネラは金星の大気の中に降りて、地面近くの温度、大気の圧力、大気をつくるガスの種類などを調べました。その結果、金星の表面はとてもかたく、火成岩(かせいがん)の一種である玄武岩(げんぶがん)に似た岩石が多いことがわかりました。表面近くのガスの温度は約470℃、大気の圧力は地球の海底900mと同じくらいの圧力になります。まだまだナゾは多いのですが、最近では、アメリカのマゼラン探査機によるレーダー観測で表面のようすもかなりわかってきました。
金星は月のように満ち欠けを起こす
金星は、地球からは太陽の近くに見えるので、夕方か明けの空にあります。夜中に見えることはありません。いちばん明るいときはマイナス4等星にもなり、「宵(よい)の明星」、「明けの明星」と呼ばれます。太陽の方向と重なる外合や内合のときをのぞいて、位置がわかれば昼でも見つけることができます。金星は地球のすぐ内側を回っているため、遠いときと近いときで地球からの距離が大きくちがいます。そのため大きさや形が変化して見え、月のように満ち欠けを起こすのです。
きんせい 【金星】
金星
金星
金星(アフロディテ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 08:16 UTC 版)
「フールズフィスト」の記事における「金星(アフロディテ)」の解説
鞭の様に敵を打ち、<騎士>相手であれば攻撃を自動的に防ぐ攻防一体の武器、西風の羽衣(ゼフュロスヴェイル)を持つ。
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金星(きんせい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 16:13 UTC 版)
その花婿に選ばれればこの世の栄華は思いのままと言われている、正体不明の絶世の美女。人を木に変えたり車両を潰すこともできる全知全能に近い存在。
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金星(太陽系第2惑星)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:09 UTC 版)
詳細は「金星」を参照 金星(英語: Venus)は太陽系の第2惑星で、規模はもっとも地球に近い。地球と同様に、鉄でできた核と分厚いケイ酸塩のマントル、分厚い大気があり、そして地質活動の痕跡も見られる。地球よりも非常に乾燥しており、大気圧は地球の90倍にも及ぶ。天然の衛星は持っていない。表面温度は400℃を超えており、これは太陽系の惑星の中ではもっとも高温である。この高い表面温度は、分厚い大気による暴走温室効果によって引き起こされている。現在の金星では地質活動は確認されていないが、大気の流出を防ぐ磁場がないため、火山活動などによって大気が供給されている可能性が示唆されている。
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金星(シェキナー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 17:18 UTC 版)
凶暴な金星ダコ(密林ダコ)やドラゴンのような生物の生息する密林や、混沌の勢力が要塞とする古王朝の遺跡、ナカザワードの王都などがある。
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金星
出典:『Wiktionary』 (2021/10/04 11:29 UTC 版)
固有名詞:惑星
この単語の漢字 | |
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金 | 星 |
きん 第一学年 | せい 第二学年 |
音読み |
- 太陽系で太陽に二番目に近い惑星。明け方東の空に見える金星を明けの明星、夕方西の空に見える金星を宵の明星と呼ぶこともある。占星術では金牛宮と天秤宮の守護星とされる。
- (連珠) 連珠で、三手目までを図のように珠を置いた時の珠形。
発音(?) 関連語
翻訳
名詞:きんぼし
発音(?)関連語「金星」の例文・使い方・用例・文例
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