重刊本
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重刊本は以下の木版本2巻2冊が伝わる。いずれも刻字が粗雑であり、若干の誤刻が見られる。 巻3(千柄植教授所蔵本):1561年に全羅北道の無量寺において開版された覆刻本。有界。 巻11(沈載完教授所蔵本):刊行時期不明。16世紀頃か。京畿道竜仁市湖巌美術館所蔵。1970年12月30日、宝物第523-3号に指定されている。
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重刊本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 15:26 UTC 版)
重刊本は以下の諸版が伝わっている。 万暦本(ソウル大学校奎章閣所蔵本):10巻5冊の完帙本。史庫に保存されていた内賜本で、1612年の内賜記を持つ。原刊本を基にした覆刻本で、版面は原刊本を比較的忠実に再現しているが、誤刻が見られる。 順治本(ソウル大学校図書館所蔵本):1659年の内賜記を持つ。ハングルの書体が原刊本とはかなり異なっており、黒口の有無や魚尾の形状など版の体裁も原刊本とは異なっている。万暦本の誤りは修正されているものの、万暦本とは異なる誤刻が見られる。 乾隆本(ソウル大学校奎章閣所蔵本):1765年の内賜記を持つ。順治本の欠落部を補った補版本であるため、体裁や誤刻などは基本的に順治本と同一である。 これら版本とは別に、以下の異本が存在する。 実録本:朝鮮語の歌詞と漢詩の一部が『世宗実録』の楽譜に収録されている。 竜飛御天歌約本:1612年に咸鏡道観察使である韓浚謙が刊行した本。口訣付き漢文歌詞とその読み、そしてその平易な朝鮮語訳が付されている。1巻1冊。
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