酸素飽和度
酸素飽和度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 16:00 UTC 版)
血液における酸素飽和度(さんそほうわど、英:oxygen saturation)とは、仮に血中の全てのヘモグロビンと酸素が結合した時に結合可能な酸素の量に対する、測定時に血中のヘモグロビンに実際に結合していた酸素の量の比を、百分率で表したものである。SpO2やSaO2と略されることや、saturationからSATと呼ばれることもある[1]。なお、血液ガス分析における酸素分圧(PaO2)とは異なる。SpO2はパルスオキシメータで経皮的に計測される経皮酸素飽和度の略称であり[2]、SaO2は動脈血採血により得られた血液を血液ガス分析を行って得られる実測の酸素飽和度の略称である[3]。
- ^ a b “酸素飽和度 | 看護師の用語辞典”. 看護roo!. 2023年2月25日閲覧。
- ^ 日本呼吸器学会. “よくわかるパルスオキシメータ”. 2023年11月4日閲覧。
- ^ デジタル大辞泉. “SaO2(エスエーオーツー)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年11月4日閲覧。
- ^ 誠, 小坂; 愛, 吉田; 克憲, 大江 (2016). “パルスオキシメータの原理”. 日本集中治療医学会雑誌 23 (6): 625–631. doi:10.3918/jsicm.23.625 .
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