進入復行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 15:46 UTC 版)
進入復行(しんにゅうふっこう、英語: missed approach)とは、計器飛行方式でアプローチを行っている航空機が安全な着陸および停止を完了する事ができない場合にパイロットが行う手順のこと。アプローチのクリアランス発出前にATC(Air Trafic Control、航空交通管制)により進入復行の指示が行われることもある。ATC によるアプローチ前の特別な指示が無い状態で進入復行が実行される際には、パイロットは公示された(アプローチチャートに記載された)手順に従わなくてはならない。アプローチを開始する前の段階で、進入復行が発生するとパイロットが信じたときには、ATC に対して特定の要請を行う事ができる。例えば手順に従い最終的にホールディングにまで達した後に再びアプローチを開始するのでは到着遅延が必至となる。これを避けるために直ちに再度アプローチを行う、あるいは代替空港に向かうための効率的な機動のできる方向や高度の指示を要求するものである。
- 1 進入復行とは
- 2 進入復行の概要
進入復行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 06:53 UTC 版)
進入復行(しんにゅうふっこう)とは、計器飛行方式により進入中の航空機において、その進入の継続を断念し、公示された進入復行方式、もしくは事前通報された進入復行方式にしたがって飛行する方法のこと。ミストアプローチ(Missed-Approach)ともいう。 進入復行経路(方式)は計器進入方式ごとに定められており、普通は 超短波全方向式無線標(VOR)・距離測定装(DME)や、無指向性無線標識(NDB)上空などでの旋回待機(ホールド)で終了する。着陸のために再び進入するには、管制官の進入許可が必要。 計器進入方式による進入許可には、進入復行の許可が含まれる。
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