にげ‐みず〔‐みづ〕【逃(げ)水】
逃げ水
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 03:53 UTC 版)
逃げ水(にげみず、英語: inferior mirage[1]、road mirage[2])とは、風がなく晴れた暑い日に、アスファルトの道路などで、遠くに水があるように見える現象。「地鏡」ともいう[3]。夏の風物詩の1つ。
概要
下位蜃気楼の一種で、実際の位置より下にものがあるように見える[4]。条件として、地表面に近いほど屈折率が低くなるような空気の層が形成されることが必要である[4]。光は屈折率の大きい冷たい空気の方向へ曲がる性質を持っており、対象物体を出た光は下へカーブを描いて視界に入るため、実像の下に像が映って地面が濡れている様に見える[4]。
近づくと遠のき、まるで水が逃げていくように見えることから、逃げ水の名が付いた[5]。
『散木奇歌集』(1128年頃)に、「東路に 有といふなる 逃げ水の 逃げのがれても 世を過ぐすかな」[6]とあるほか、俳句の春の季語として用いられる[5]。
脚注
- ^ 文部省、日本気象学会編『学術用語集 気象学編』(増訂版)日本学術振興会、1987年。ISBN 4-8181-8703-8。
- ^ 小西友七、南出康世、大修館書店『ジーニアス和英辞典』(第二版)大修館書店、2003-2004。ISBN 978-4469041583 。
- ^ 『大人も知らない?続ふしぎ現象事典』2023年、マイクロマガジン社、p.121
- ^ a b c 曾我 有紀子,中島 久美,川田 亜矢子,市川 哲彦,佐藤 浩史,藤代 一成「ボリュームレイトレーシングを用いた逃げ水現象のシミュレーション利用」『全国大会講演論文集』第48巻、一般社団法人情報処理学会、1994年3月、363-364頁。
- ^ a b 奈良教育大学自然環境教育センター「大仏池にて/ヤブツバキの花/ウメの花/逃げ水/早春の不退寺/護国神社のツバキ/ツクシとヤブカンゾウ」『奈良自然情報』第510巻、奈良教育大学自然環境教育センター、1995年3月、1019-1020頁。
- ^ 日文研・和歌データベース「散木奇歌集」巻九:雑上(異同資料句番号:01500)
関連項目
外部リンク
逃げ水
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ディップ「バイトル」『新しい世界』篇、『学ぶ! 未来の遊園地』篇CMソング。
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逃げ水
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(センター:大園桃子・与田祐希) 3列目:伊藤万理華、新内眞衣、生駒里奈、桜井玲香、若月佑美、井上小百合 2列目:星野みなみ、松村沙友理、生田絵梨花、秋元真夏、衛藤美彩、高山一実 1列目:齋藤飛鳥、白石麻衣、大園桃子、与田祐希、西野七瀬、堀未央奈 選抜メンバーは前作から3人減の18人で、福神は1列目と2列目を合わせた12名が「十二福神」となった。センターは3期生の大園桃子と与田祐希で、前作に続くWセンター体制。1期生以外のセンターは7thシングル「バレッタ」(2013年11月発売)の堀未央奈(2期生)以来2度目で、当時の堀と同様に選抜経験なしの状態からのセンターへ抜擢となった。前作選抜であった寺田蘭世、北野日奈子、斉藤優里、樋口日奈、中田花奈は今回の選抜から外れた。
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