迷賊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:18 UTC 版)
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の記事における「迷賊」の解説
迷賊王ルダマン 懸賞金金貨100枚がかかっている迷賊。魔人薬で変貌した顔半分を覆う仮面が特徴で、武器は魔戦斧。「身体強化」「捨て身」スキル持ち。親は山賊で、迷宮都市で裏仕事をしていたことがある。迷賊のリーダーをやっているだけあって冷静な判断力を持つ。 ソーケルの手引きで迷宮探索中のミーティア王女達を襲い、魔人薬の服用で高まった身体能力で護衛のラヴナを圧倒するが、駆けつけたチーム「ペンドラゴン」に妨害され、サトゥーに負けて捕縛される。獄中では極刑ではなくムラサキ送りを希望して、誘拐した貴族令嬢を含む女性探索者を使って魔人薬の原料を栽培していること、栽培の黒幕が恐らく魔族であったことの情報提供する。これにより罪が減じられ、石打ちの後にムラサキ入りを打診という処分が下る予定だった。 その後、獄中でポプテマに「長角」を与えられ、意識を保ったままレベル44の中級魔族に変化。AR表示で種族は「魔族」「魔人」と二重表示になっている。長身のエルタール将軍の2倍の大きさで、黒い昆虫のような外骨格はミスリル剣でも傷つけるのが難しいほどに硬く、頭の部分には角のようなものがついて、枝分かれして攻撃できる短い尻尾が生えた。語尾も普通で流暢に喋れるが、魔族になってからキンキンとした迫力の欠ける声質になった。外骨格を外せるらしく、中の顔形は人族風だが黒に近い暗赤色の肌をしている。右腕を斧の形に変形するなど器用で、黒い障壁のようなもので魔法を防ぐ。エルタール将軍をいたぶっていたが、サトゥーの魔刃を帯びた妖精剣で装甲を脆くされ、両腕を封じられたところでエルタールの魔刃を帯びたミスリル剣で首を切断され倒された。 だが、生首がプニ玉に取り込まれたことで、体が酸でできた体長15mのヒトガタをしたレベル50の中級魔族として復活。知性や理性は失われ、喋ることはできず奇声をあげるだけとなった。動きはノロいが体が大きいため実際の移動速度は速い。サトゥーを執拗に追いかけるも、ギルド長の上級魔法「火炎地獄」で体力が1割まで減らされ原形をとどめていない瀕死状態になり、サトゥーがクロの服や姿をした関節可動マネキンを操ってトドメを刺された。 魔戦士カース 自称ルダマンの右腕。アラサーの迷賊。武器は魔槍の餓狼丸。「槍」「瞬動」「反撃(カウンター)」スキル持ち。魔人薬を過剰摂取すると、両腕が漆黒の鱗で覆われ額から2本の角が生える。なかなかタフだったが、クロの往復ビンタで失神して捕縛される。 黒剣のアシロ ルダマンが留守の間のリーダー。武器は漆黒の魔剣。クロの「閃光六連撃」で吹き飛ばされ捕縛。 赤剣のガロン 優男風の男。自称ルダマンが一の戦士。武器は紅色の剣。クロの「閃光六連撃」で吹き飛ばされ捕縛。 短剣姫デリン 賞金首の迷賊。ルダマンと組んでゲリッツ一行に連鎖暴走をぶつけた。
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