賢所の儀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 17:35 UTC 版)
賢所の儀(かしこどころのぎ)とは、賢所(けんしょ・かしこどころ)に御神体として奉られている神器、八咫鏡の承継儀式である。平成元年(1989年)1月9日、昭和天皇の崩御から2日後に、掌典長により宮中三殿で執り行われた。八咫鏡は宮中に鎮座している複製品である。 この儀式によって、皇位の証である三種の神器を継承した天皇が正統な皇位継承者となるというのが現在の考え方である。 なお、過去には継承の儀を執り行うことが出来なかった天皇が存在する(南北朝分裂期の北朝の天皇など)。
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