貝紫色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 13:35 UTC 版)
貝紫色(かいむらさきいろ)とは澄んだ赤みの紫。英語名はロイヤルパープル (Royal purple)、ティリアン(チリアン)パープル (Tyrian purple)。名前はこの色がもともとアッキガイ科の巻貝の鰓下腺(パープル腺)から得られたプルプラという分泌液を化学反応させて染色に用いたことに由来する。分泌液を取り出して日光に当てると、黄色から紫に変色する。古代紫とも呼ばれる(古代紫#貝紫色と古代紫も参照)。
- ^ “Titanic Engineers”. コルドバ大学. 2023年8月12日閲覧。
- ^ 落合洋介, 渡邉和希, 菅原あい、「古代紫(チリアンパープル)の合成と染色」『日本シルク学会誌』 15巻、日本シルク学会、2006年、104-105頁、doi:10.11417/silk.15.104。
- ^ “A Simple, Safe and Efficient Synthesis of Tyrian Purple (6,6′-Dibromoindigo)”, Molecules 15 (8), (2010 Aug), doi:10.3390/molecules15085561 2020年1月15日閲覧。
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