「講談(コウダン)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

講談とは? わかりやすく解説

こう‐だん〔カウ‐〕【講談】

読み方:こうだん

寄席(よせ)演芸の一。軍記武勇伝かたき討ち侠客伝などを、おもしろく調子をつけて読んで聞かせる話芸江戸時代には講釈とよばれ、太平記読みに始まるという。


講談

読み方:コウダン(koudan)

歴史物語の類を勇ましく調子をつけて語り聞かせる話術芸能の一。

別名 講釈(こうしゃく)


講談(こうだん)


講談

名称
講談<こうだん> 
区分
記録作成等の措置を講ずべき無形文化財
技芸者等
浜井弘<はまいひろむ>(芸名 神田山陽<かんださんよう>)(東京都
浅井美喜夫<あさいみきお>(芸名 旭堂南陵きょくどなんりょう>)(大阪府
岩間虎雄<いわまとらお>(芸名 小金井芦州こがねいろしゅう>)(東京都


解説
講談の歴史近世初頭の「太平記読み」にまで遡り18世紀以降には講釈専門講釈場出現し多く講釈師輩出し話芸中心的存在となりその演目一部歌舞伎取り入れられるなど他の芸能にも大きな影響与えた。現在では次第演じられる機会減少しているが我が国芸能変遷過程を知るうえで貴重なのである

講談


講談


講談


講談

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講談

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/14 13:08 UTC 版)

講談(こうだん)とは、演者が高座におかれた釈台しゃくだいと呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇はりおうぎでそれを叩いて調子を取りつつ、軍記物軍記読み)や政談など主に歴史にちなんだ読み物を観衆に対して読み上げる日本の伝統芸能のひとつ。




「講談」の続きの解説一覧

講談

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:07 UTC 版)

落語芸術協会」の記事における「講談」の解説

芸協においては講談師は、前座修行を芸協で行った者のみが落語家同様の香盤入り真打昇進後に入会した者は色物として扱うこととなっていたが、2019年12月頃より、公式サイトのプロフィールページにおいて、講談師の項目が別項移行した。これにより、真打二ツ目前座落語家香盤色物またがっていた香盤一本化された。講談師の部の中において真打二ツ目前座区別なされており、従来色物」だった講談師は「真打」に改められた。入会から長期間経過しているら4名は、従前より真打だった山陽らより真打昇進順に上位に列せられたが、2019年入会阿久真打)、2020年入会の紅佳(二ツ目)はそれぞれ通常の香盤別枠となっている。 なお、ひまわり講談師であるが、現在でも落語家香盤含められている。

※この「講談」の解説は、「落語芸術協会」の解説の一部です。
「講談」を含む「落語芸術協会」の記事については、「落語芸術協会」の概要を参照ください。

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