試掘成功率
読み方: しくつせいこうりつ
【英】: success ratio of exploratory drilling / success ratio of new-field wildcat
同義語: success ratio of new-field wildcat
【英】: success ratio of exploratory drilling / success ratio of new-field wildcat
同義語: success ratio of new-field wildcat
試掘の総数に対し、石油またはガスの産出に成功した坑井の比率である。 試掘という場合、新地域試掘(new-field wildcat)のみを指す場合と、広義のあらゆるタイプの探鉱目的のための掘削を含む探鉱井(exploratory well)全体をいう場合とがある。一般に試掘成功率をいう場合は狭義の成功率をいう場合が多い。ところで、米国における試掘成功率の歴史的推移をみると、表のように、1946 ~ 1975 年の 30 年間は、試掘成功率に特に目立った進展はみられず、新地域での成功率は 11 %、全探鉱井の成功率は 18 ~ 20 %であった。ところが、1970 年代半ばより顕著な発展がみられるようになり、今日では新地域で 17 ~ 18 %台、全探鉱井では 28 ~ 30 %と安定している。これは原油価格の上昇期と一致しているところから考えて、従来なら不成功井として放棄されていた限界井の一部が、成功井に算入され得るようになったことが、一つの原因と考えられる。ところで、注意しなければならないことは、新地域発見の成功率は、必ずしも油田発見率と同じとならないことである。(→油田発見率) 表 米国における試掘成功率
出所:AAPG BULLETIN より作成 |
試掘成功率と同じ種類の言葉
- 試掘成功率のページへのリンク