「評論」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

評論とは? わかりやすく解説

556の専門辞書や国語辞典百科事典から一度に検索! Weblio 辞書 ヘルプ

ひょう‐ろん〔ヒヤウ‐〕【評論】

読み方:ひょうろん

[名](スル)物事価値善悪優劣などを批評し論じること。また、その文章。「時局を—する」「文芸—」


評論―明かしの美学・推理小説の死角

作者自然先紀

収載図書ショッパイ河を漂って
出版社新風舎
刊行年月1999.11


批評

(評論 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/10 01:55 UTC 版)

批評(ひひょう、英語: critiqueフランス語: critique)とは、ある事物の是非・善悪・美醜などを指摘して、その価値を判断し、論じることをいう[1]批判(ひはん)、評論ともいう。批評賞や批判賞はないが、評論賞というものはある。出版社においては「評論」が一般の呼び名である。

英語・フランス語の 「批評」critique という単語は、ギリシャ語の kritiki (κριτική,何らかのモノの価値についての「洞察ある判断」)の語に由来する。

文芸・美術・文化における「批評」

critique は、美学あるいは文学理論においても用いられる。そこでの critique とは、主に絵画遊びなどの「作品批評」を意味する。この場合、「批評」とはより幅を広く取って「ある作品の出来・品質・良し悪し(quality )についてのあらゆる議論」を指すことになる。文芸批評には批評理論というものもある。

哲学における「批判」

哲学の分野ではしばしば「批判」ともいう。イマヌエル・カントが「人間の認識能力に関する限界や妥当性についての反省的な考察」という意味でKritik(独語)を用いた[2]。この文脈においては、Kritikは「批評」ではなく「批判」という意味合いになる。しかし、Kritik(独)もcritique(英)も、それ自体は、日本語における「批評」と「批判」のどちらの意味合いも含んでいる。

さらに今日の哲学におけるcritique(批判・批評) という単語は、「概念(concept)・理論(theory)・研究方法論や原理(discipline)、あるいはそれらを用いた具体的な分析手段(approach)などについての諸条件や因果関係に対して、体系的な問いを立てること」、「またそうした概念・理論・方法論・分析手段の限界や妥当性を理解しようと努めること」というような意味に拡張されている。

なお、このような現代的意味におけるcritical(批判的・批評的)なアプローチと対立する思考法を「ドグマ的アプローチ」、すなわち「独善的に決められた法則を、決して疑わないような思考法」と呼ぶ。

社会思想における批判理論

政治理論の文脈においては、カール・マルクスの唯物論を継承したフランクフルト学派の「批判理論」(critical theory)において、「批判」という意味合いでの critique の継承が見られる(ユルゲン・ハーバーマスなど)。また、ミシェル・フーコーアラスデア・マッキンタイアの権力批判も、その手法は著しく異なるものの、社会批判(social critique)の文脈にある。

批判的思考

心理学論理学教育学などで批判的思考(クリティカル・シンキング)という概念があり、批判を用いた思考によって誤った推論や論理展開を避けるための解決などとして研究されている。

批評の魅力

心理学者のエドワード・デボノは「何かを批評する者は、批評される対象よりも偉く見える」と指摘し、それが批評の魅力であると述べた[3]

脚注

  1. ^ 字通, 日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,世界大百科事典 第2版,普及版. “批評とは”. コトバンク. 2022年3月15日閲覧。
  2. ^ Kritik der Urteilskraft(カント『判断力批判』原文)
  3. ^ author., De Bono, Edward, 1933-2021,. The happiness purpose. ISBN 1-4735-2997-2. OCLC 1302091238. http://worldcat.org/oclc/1302091238 

関連項目


評論

出典:『Wiktionary』 (2021/12/07 13:14 UTC 版)

この単語漢字
ひょう
第五学年
ろん
第六学年
慣用音 音読み

発音

名詞

(ひょうろん)

  1. (文学) 物事価値善悪について批評してじること。また、その文章

熟語

動詞

活用


「評論」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「評論」の関連用語

評論のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



評論のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの批評 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの評論 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS