言語名
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「バスク」の名は英語あるいはフランス語の basque の音訳であり、もともとはローマ帝国期に現在のスペインナバラ州やアラゴン州にいたヴァスコン人 (Vascones) の名に由来する。ヴァスコン人とバスク語話者は完全には一致していなかったと考えられているが、中世には Vascones という名称はバスク語を話す人々を指すために使われるようになった。スペイン語における伝統的な呼称 vascuence も「ヴァスコン人の」を意味するラテン語の vasconice に由来する。 バスク語では euskara といい、方言的な変異として euskera, eskuara, üskara, auskera などがある。この語と対比させて用いられる語に erdara(あるいは erdera )というものがある。「外国語」という意味で、かつては特にスペイン語またはフランス語を指して用いられたものだが、これは語源的に erdi「半分」と era「やり方」に分けられ、「舌足らずな話し方/不完全な言葉」という意味であったと考えられている。euskara の eusk- の方の意味ははっきりしていないが、ローマ帝国時代のアキテーヌにいたアウスキ人(羅:Ausci)に由来するという説や、「話す」という意味の動詞の再建形 *enau(t)s-に関係するという説がある。
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言語名
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中期ペルシア語は歴史的には「パフラヴィー語」と呼ばれてきたが、「パフラヴィー」あるいは「パフラヴ」とは「パルティア」(パルサワ)が転訛したものであり、「パフラヴィー語」は本来はアルサケス朝の言語でペルシア語とは系統の異なるパルティア語を指した呼称である。しかし、後にアルサケス朝の言語に関する知識はほとんど忘れ去られて「パフラヴィー語」は漠然と古語を指すようになり、文字資料が多く作成されるようになったサーサーン朝末期やその後のイスラム時代にはサーサーン朝時代の文語ペルシア語を意味するようになった。一方、マニ教文献では「パフラヴィー語」は本来のパルティア語の意味で使われている。 「パフラヴィー語」という名称は、パフラヴィー朝との連想から避けられる場合もある。 「中世ペルシア語」と呼ばれることもあるが、歴史区分としての中世とは異なっており、適切な名称とは言い難い。
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言語名
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バーデン語 - 現在のバーデン=ヴュルテンベルク州西部にあったバーデン領邦(バーデン地方)の各地域で話される言語。
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言語名
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中華人民共和国では、主に中文と呼ぶ。 中国は多民族・多言語国家であり、少数民族の言語も「中国の言語」と言えなくもないことから、それらと区別するために漢語(漢族の言語)と呼ぶことがあり、学術的な用語としてもよく使われる。他に現地では華語、中国話などとも言う呼び方もある。 中国語の内、標準語である標準中国語には普通話(中国)、華語(台湾)、華語(シンガポールやマレーシアなど)がある(詳細は#歴史および各項目を参照)。日本語でただ「中国語」と言った場合、普通話を指すことが多い。また、普通話を俗に「北京語」と呼ぶことがあるが、日本の標準語と東京方言の関係と同様に、普通話と北京官話は必ずしも同一のものではない。 なお、一般的に、中国語では、文字のある言語を文といい(例:ドイツ語→德文)、明確に定めた文字のない言語、方言あるいは口語・会話のことを指すときには話という(例:上海話)。語は前述の両方に使われる(例:德語(ドイツ語)、閩南語)。
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言語名
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「朝鮮語の呼称問題」も参照 日本では伝統的に「朝鮮半島」や「朝鮮民族」などと同様に「朝鮮」の名を冠した「朝鮮語」という呼称が用いられているが、朝鮮半島が南北に分かれ、日本が韓国としか国交がない現状を反映し、特に日韓間の民間交流の場では「韓国語」と呼ぶことも多い。ただし日本語で「韓国語」単独で用いられる場合、韓国で行われていることば、(北朝鮮や中国の自治州県のことばと対比した)韓国式のことばを指す呼称として用いられる傾向が極めて強い。そのほか、「コリア語」「韓国朝鮮語」「高麗語」など多くの呼称が存在する。また、本来ハングルは文字の名前であり言語の名前ではないが、言語名として「ハングル」を用いることもあり、日本放送協会(NHK)は「ハングル講座」を放送している。ハングル能力検定試験協会は「『韓国・朝鮮語』を統括する意味で『ハングル』を用いて」いると説明している。 中国は、1949年の建国から社会主義陣営に所属しており、当初から北朝鮮を朝鮮半島全体の唯一の正統政府としていた立場から、朝鮮民族の国家、民族や言語、文化に冠する呼称に「朝鮮」(簡体字で「朝鲜」)を使用し、中国の国民を構成する朝鮮系の集団やその言語に対してもこの名称を用いて、「朝鮮族」や「朝鮮語」と呼称してきた。 しかし1992年に韓国と中国が国交を樹立してからは、韓国との直接交流が進展し、韓国資本の裏付けにより、韓国式の語彙や文字配列をそのまま移植した語学テキストや辞典類が「韓国語」の名称を冠して発行されるようになった。その結果「韓国語」「韓語」という呼称は、新たに、中国の延辺朝鮮語とも北朝鮮の朝鮮語と共に韓国の言語に対する呼称として、「朝鮮語」と共に併用されるようになってきている。 現在の中国で出版されている外国語学習用の教材やテレビ・ラジオ放送、大学で学ぶことになる正書法・発音・語彙・文法等もほとんど韓国の標準語である。 日本の外務省および中国の外交部の公式サイトにおいては国に応じて別の呼称を使用している(韓国の公用語は韓国語、北朝鮮の公用語は朝鮮語とされる)。 中国本土を除く中華圏(香港、マカオ、台湾)では政治体制上の理由で「韓語(韓国語)」としか呼ばない。 韓国では「韓国語」に相当する「한국어(韓國語、(ハングゴ)」「한국말(韓國말、(ハングンマル)」という呼称が用いられており、北朝鮮においては「朝鮮語」に相当する「조선말(朝鮮말、(チョソンマル)」「조선어(朝鮮語、(チョソノ)」という呼称が用いられている。ここで「말(マル)」は「言葉」を意味する朝鮮語の固有語であり、「어(オ)」は「語」の読みを表した漢字語である。固有語を好む傾向のある北朝鮮では「조선말」が用いられることが多く、韓国では公式な場面では「어」を用いた「한국어」が通常用いられる。この他に朝鮮民族どうしの表現として「国語」に相当する「국어(國語)」や、朝鮮語の固有語で「我々の言葉」を意味する「우리말」という表現も用いられる。 中央アジアの朝鮮人の間では「高麗語」(고려말、高麗말、Корё маль、コリョマル)という呼称が用いられている。多くのヨーロッパ言語では高麗に由来する Korean (英語)などの名称を用いており、中立性の問題は提起されていない。
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言語名
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原語においては「ヒンディー (Hindi)」だけで言語を表すので、「語」を付する必要はないともいえるが、カテゴリを明示する日本語の慣習に従って「ヒンディー語」と呼んでいる。英語でも、Hindi languageと呼ぶことがあり、インドの英字新聞でも、この表現は使われている。 「ヒンディー」はヒンドゥ (Hindu) の形容詞形である。本来「ヒンドゥ」とはインダス河 (Sindhu) に由来し、ペルシア語でインドを意味する語であった。インドを統治したイスラーム系の王朝がペルシア語を公用語としたために、ペルシア語に対して「インドの言語」の意味で「ヒンディー」と呼んだ。 歴史的に「ヒンディー語」という名称は、デリーを中心とした北インドの言葉を指す語のひとつであり、この言語の呼称としては「ヒンディー語」、「ウルドゥー語」、「ヒンドゥスターニー語」、「ヒンダヴィー語」、「デフラヴィー語」などの語が同義語として用いられてきた。19世紀になると、ヒンドゥー教徒の標準語を作ろうとする政治的・社会的な動きがイギリス領インド帝国で生まれ、19世紀末には「ヒンディー語」という呼称は、イスラム教徒の言語とは異なるヒンドゥー教徒の言語を意味するようになった(一方で「ウルドゥー語」はイスラム教徒の言語を、「ヒンドゥスターニー語」は両者の混合体または両者の総称を意味するようになった)。 現在「ヒンディー語」と呼ぶものは、インドの公用語である標準ヒンディー語を指すのが普通である。ただし、ウルドゥー語や両者の混合体を含めて「ヒンディー語」と呼ぶ場合もある。 この言語は、インドではもっとも話者人口が多く、日本では、かつて「インド(印度)語」と呼ばれたが、現在はこの名称は使われない。この言語は、大陸への戦略的な意味で必要性があったことから、「印度語」の名称で教本が数々出版され、大阪大学外国語学部の前身である大阪外国語学校(1921年設立)には、印度語部が設置されていた。
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言語名
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この言語の自称は [waɾoŋo] である。この名前は、ラテン文字で War-oong-oo / Waruŋu / Warungu / Warrungu のように書き表され、日本語では従来ワルング語とされていた。ただし、言語復活運動が始まり、2004年に正書法を Warrongo とすることが決まって以来、角田太作は英語では Warrongo、日本語ではワロゴ語またはワロコ゚語と表記している。 この他に、ハーバート峡谷出身のアレック・コリンズは Gobobarra とも呼んでいた。Gobobarra とは《葉の繁るところの人々(の言語)》という意味であり、ハーバート峡谷のワルング語を指していると考えられる。
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ペルシア語での名称である「فارسی」(ファールシー)、日本語での名称である「ペルシア語」、英語での名称である「Persian」は、いずれも現代のイランの一地方であるファールス地方(古名: パールサ)に由来する。 ペルシア語では歴史的に「پارسی」(パールシー)という呼称もあったが、中世に/p/音のないアラビア語の影響により「فارسی」(ファールシー)となり、現在は日常的に専ら「ファールシー」が用いられる。歴史的には「ダリー語」という呼称も用いられてきたが、現在ではこの名称は一般にアフガニスタンのペルシア語を指す。 アフガニスタンでは1958年に「ダリー語」が公式の言語名として定められた。それ以前は現地のペルシア語話者は自分たちの言語を「ファールシー」と呼んでおり、外部からも「アフガン・ペルシア語」等の呼称で呼ばれていた。 タジキスタンでは「タジク語」を公式の言語名としている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 14:15 UTC 版)
同じインド・ヨーロッパ語族のヒンディー(Hindi)と同様に、「アフリカーンス(Afrikaans)」のみで言語を表すため、本来は「語」を付する必要はない。 中国語では南非語(南アフリカ語)や南非荷蘭語(南アフリカ・オランダ語)、阿非利堪斯語(「アフリカーンス語」の音訳)などと呼ばれる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 17:13 UTC 版)
ペディ語は北ソト語の方言であり、北ソト語全体を指して「ペディ語」と呼ぶのは誤りである。 セソト サ レボア語 ?(Sesotho sa Leboa)
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言語名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:10 UTC 版)
通常「マレー語」といった場合インドネシア語を含むが、マレーシア語やシンガポールの公用語を「インドネシア語」とは呼ばない。マレーシア人にとって「マレー語」(Bahasa Melayu)は、一般にマレーシアの標準語である「マレーシア語」を指す。ブルネイ、シンガポールでは、「マレー語」が公用語名である。一方、インドネシアで「マレー語」は、マレー人の話す地域言語という意味でもっぱら用いられる。さらに、スマトラ島中東部やリアウ諸島、ボルネオ島の一部では、言語学上の「マレー語」の意味で、「インドネシア語」(Bahasa Indonesia)と呼んでいる。ウィキペディアのマレー語版は、インドネシア語版が独立しているため、インドネシア語を除いた意味でのマレー語で執筆されている。
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言語名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/30 15:48 UTC 版)
マムとはマム語で「父」、「祖父」、あるいは祖先を意味する。言語名の自称は「我々の言葉」を意味するqyoolである。
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言語名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 23:15 UTC 版)
Bislamaの名は、ポルトガル語で「海のちびすけ」を意味したアカミシキリ(ナマコの一種)の呼称bicho do marがフランス語を経てピジン化したもの。
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