複数作に登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:30 UTC 版)
「学校の怪談 (映画)」の記事における「複数作に登場」の解説
花子さん(赤い服の少女) 1から3まで登場。1では旧校舎のトイレや廊下に現れ、2と3では冒頭およびラストに学校の周囲に現れた。いずれも後姿のみで顔は見えず、不気味な笑い声以外は喋らない。ただし3のみ例外として、タイチの予言を静かに呟いている。靴は履いておらず裸足である。1では目撃した均が亜樹の妹と勘違いした。 テケテケ 1から3に登場。都市伝説での「テケテケ」の描写とは異なり、劇中の妖怪の中ではコメディタッチに描かれている。 1に登場したものはカマとしゃれこうべを背負っており笑いながらあぐらをかいて宙を舞っている。1では埴輪の中に封印されていたものが復活し、2では妖怪屏風に潜んでいたものが復活した。3ではかおるとボクシングで対決をするが敗北する。また、いとこのシャカシャカも登場。 2の小説版では、合宿先の寺の先代の住職で霊能力者である草庵(故人)に仕えた小鬼として登場しており、後半にあの世にいる草庵によって屏風から解放され、主人公たちの手助けを行っている。3の小説版では、言葉を発し、普通に会話することが出来る。 動く人体模型/筋肉標本 1と3に登場。旧校舎の理科室にあった人体模型が霊の力で内臓を本物の臓器に変えて動き出したもの。パニックを起こした均に腸を剥がされたことにより彼を襲うものの、研輔と翔太によって熊の剥製の下敷きにされる。その後、3人が逃げ込んだ理科準備室にドアを突き破って侵入を図るも、何らかの方法で打ち負かされている。 3では憑物として登場し、良が学校でふざけていた時に倒されてしまった筋肉標本が、鏡の世界で塾の教師に化けて現れた。硬直した歩行と、首を曲げる癖が特徴。繭子によって百枚オバケが倒されると同時にどこかへ消えてしまった。 約300万円する本物の人体模型とそれを基にした動くとき用のマスクとボディスーツを着た役者と壊されるとき用の発泡スチロールで作られた模型の3種類が使われた。 人面犬 2・3に登場。実写の犬の頭部に、役者が犬の被り物を被った映像を合成している。 顔部分は、2ではきたろう、3では林家こぶ平(現・九代目林家正蔵)が演じた。 2の小説版では、何匹もおり女性や子供の人面犬も登場している。 幽霊 全作に共通して、なんらかの幽霊が登場する。オバケの世界と主人公たち(この世)をつなぐ存在であり、ラストのドラマに絡むキーパーソンである。また概ね子供たちと共に行動しており、作品を追うごとに重要性が増し、4では主役級の扱いとなっている。3を除いて、自身が幽霊であるにもかかわらず、他の幽霊や妖怪に対して驚いたりおびえたりしている。
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