複層ガラス
複層ガラス
複層ガラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 09:50 UTC 版)
複層ガラス(ふくそうガラス)は、複数枚の板ガラスを重ね、その間に乾燥空気やアルゴンガス等が封入された(または真空状態にした)中間層を設ける形で1ユニットを構成するガラスを指す[1]。中間層は密閉されているため、基本的に中間層の厚さが増すほど断熱性能が高まるが、封入された気体に対流が発生する程厚くなると断熱性能が頭打ちになる[1]。ただし、中間層にガラスを追加することでこの問題は解消できる。
- ^ a b 複層ガラスとは
- ^ 複層ガラス/Low-E複層ガラス普及率の推移 - 板硝子協会
- ^ 次世代型住宅で、快適に暮らすためのポイントは
- ^ http://www.cg-glass.jp/pro/sub_technique/pdf/212-219.pdf
- ^ 山田浩幸『まるごとわかる住まいの建築設備 快適な環境を作る設備設計の考え方』オーム社、2013、141頁。
- ^ a b 平成16年版環境白書 第1章 第1節
- ^ 省エネルギーガラスの普及
- ^ 環境技術調査専門委員会 調査研究報告書 産業技術振興協会
- 1 複層ガラスとは
- 2 複層ガラスの概要
- 3 名称
複層ガラス(JIS R 3209)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 11:56 UTC 版)
「窓ガラス」の記事における「複層ガラス(JIS R 3209)」の解説
2枚のガラスの間に空気層を設ける形のもの。光触媒機能を外面に付加したセルフクリーニングガラスや、空気層の部分を気密化し真空にして断熱性を向上させたものもある。通常の窓ガラスに比べ、若干重くなる。なお一般に、空気層による断熱効果は期待できるが、遮音性能の向上はコインシデンス効果の影響を受けあまり期待できないとされている。ただし室内面のみを樹脂サッシにするなど異種材料でのサンドイッチサッシ構造で遮音性が一般的にみられる。
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