製造中止騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 17:38 UTC 版)
1997年(平成9年)8月、田辺製薬(現:田辺三菱製薬)は、薬価下落による不採算を理由に、ラボナールの製造中止を発表した。麻酔科医たちは撤回運動を起こし、日本麻酔科学会は厚生省へ製造中止撤回を求める要望書を提出。その結果、田辺製薬は製造中止を撤回し、薬価は1998年(平成10年)の改正で、352円(500mg製剤)から1,200円に引き上げられた(2010年2月の薬価は1,157円。 2020年2月の薬価は、ニプロESファーマ製造販売 0.3g 841円、0.5g 1,002円)。
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