「虐待」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

虐待とは? わかりやすく解説

556の専門辞書や国語辞典百科事典から一度に検索! Weblio 辞書 ヘルプ

ぎゃく‐たい【虐待】

読み方:ぎゃくたい

[名](スル)むごい扱いをすること。「動物を—する」


虐待

作者金堀常美

収載図書真夜中ココア
出版社新風舎
刊行年月2005.2
シリーズ名新風舎文庫


虐待

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 05:26 UTC 版)

虐待(ぎゃくたい、英:abuse, maltreatment)は、繰り返しあるいは習慣的に、暴力をふるったり、冷酷・冷淡な接し方をすることである[1]

具体的な内容は様々で、肉体的暴力をふるう、言葉による暴力をふるう(暴言侮辱など)、いやがらせをする、無視をする、等の行為を繰り返し行うことをいう。

概要

児童虐待性的虐待など、虐待は、その対象も行為主も様々である。例えば家庭では、を虐待する、父親が子を虐待する、妻が夫を虐待する、母親を虐待する、夫婦で子を虐待する、成人している子が高齢者となった親を虐待する、などということが起きている[2]職場では、雇用主経営者)が従業員を、また先輩格の従業員が後輩格の従業員を虐待することがある。刑務所では、看守囚人を虐待することがある。警察官被疑者に対して、「取り調べ」と称して虐待を行うこともある。また戦時には、(たとえ戦争捕虜であっても虐待してはならないことが国際法で定められているにもかかわらず)捕虜を虐待するなどということもしばしば起きている。また、近年ではアメリカ合衆国が、非戦闘員の多くのイスラム教徒をあえて意図的にアメリカ国境外のアブグレイブ収容所に収容することで国内法の適用を免れ、かなり組織的に虐待を行っていたこと(アブグレイブ刑務所における捕虜虐待)も明らかになっている。

行為者は、虐待しているという自覚がある場合もあるが、自覚が無いことも多い。例えば、虐待を行っている親には自覚が無いことも多く、勝手に、「(しつけ)をしている」と思っていること(勘違いしていること)もしばしばである。

虐待を受けているかもしれないと感じた子ども、虐待をしてしまっているかもしれないと感じた親、虐待の可能性のある言動を見聞きした人々は、児童相談所(児童相談所虐待対応ダイヤル:189, いちはやく)に、ただちに連絡する必要がある。児童相談所では、子どもと親への相談援助活動・子どもの一時保護などを行っている。

虐待行為の分類

身体的虐待
対象に身体的暴力を加える
心理的虐待 (精神的苦痛)
対象に心理的暴力を加える(精神的苦痛を与える)
性的虐待
対象にセクハラをしたり、性的暴力を加える
経済的虐待(金銭的虐待)
対象に金銭を使わせない、無心する・奨学金を勝手に使う(成長した子供・高齢者に多い)
ネグレクト(養育放棄・無視)
対象に必要な養育を提供しない、小学生ぐらいになるとお金だけ渡すこともある
教育虐待
子供の意思に反して塾や習い事漬けにする。子供の人生に割り込み、進路を勝手に決める。反発・結果を出せないと虐待する

※なお、他の虐待においても、躾と称して加えるケースも多い。

虐待対策の仕事

虐待の対象による分類

被虐待者への心理的ケア

まず、加害・被害関係の中に置かれたままの状況下では治療は成立しがたいことを肝に銘じ、被虐待者を安全が保証される場所・関係へと移したうえで、虐待の専門機関と連携を取り続けることが大切である[3]。その際、虐待をされる側は何も悪くなく今後丁寧に支援・ケアをしていくということを心を込めて伝え、被虐待者をサポートする[3]

虐待をされたことが原因で、PTSDトラウマの症状が出る場合が多い[4]

また虐待は、気分障害不安障害、様々なレベルでの解離など、様々な症状をも引き起こす[4]。虐待を長期間受けると、虐待を受けた人の脳が萎縮し取り返しのつかないことが起きる[5]。具体的には、東京福祉専門学校講師石坂わたるによると、落ち着きのなさ、多動、衝動が抑えられないなど、発達障碍児と極めて似た症状や問題行動に苦しむ子どももいる[6]。治療については、「うつ病#治療」・「不安障害#治療」・「解離性障害#治療」を参照。

さらに、虐待をされるという体験は、強い恐怖や不安、怒りや抑うつ、無力感やあきらめ、孤立無援感などの否定的な感情をもたらすほか、自責感や罪悪感、自尊感情や自己評価の低下、安心感や信頼感の喪失など、否定的な認知を強める[4]。また、対人関係、学習能力、日常生活における問題解決能力、感情調整や行動制御能力などにことごとく影響を及ぼし、心身の健全な発達を阻害する[4]。これらへの心理的ケアについては、「心理療法の一覧」を参照。

代表的な虐待事件

児童虐待については、児童虐待事件の一覧を参照。

脚注

  1. ^ Oxford Dictionaries
  2. ^ 熊谷文枝『アメリカの家庭内暴力』サイエンス社、1983年
  3. ^ a b 倭文真智子 (2010).虐待による被害と支援のあり方 日本心理臨床学会(監理支援学――91のキーワードでわかる緊急事態における心理社会的アプローチ―― (pp. 101-102) 遠見書房
  4. ^ a b c d 亀岡智美 (2016).被虐待児へのトラウマケア 児童青年精神医学とその近接領域 2016年 57巻 5号 p.738-747, doi:10.20615/jscap.57.5_738
  5. ^ 虐待で「脳が傷つく」衝撃データ2割近い萎縮も
  6. ^ 家族と学校

関連項目


虐待

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/09 12:24 UTC 版)

北九州監禁殺人事件/del20140716」の記事における「虐待」の解説

相手弱み握ったXは弱みちらつかせ被害者に対して様々な暴力・虐待を強いた

※この「虐待」の解説は、「北九州監禁殺人事件/del20140716」の解説の一部です。
「虐待」を含む「北九州監禁殺人事件/del20140716」の記事については、「北九州監禁殺人事件/del20140716」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「虐待」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

虐待

出典:『Wiktionary』 (2021/10/16 14:20 UTC 版)

この単語漢字
ぎゃく
常用漢字
たい
第三学年
音読み 音読み

発音

名詞

虐待 (ぎゃくたい)

  1. 自分保護下にある者に対し長期間渡って暴力精神的苦痛与えるなどひどい待遇をすること。

動詞

活用

翻訳


「虐待」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



虐待と同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「虐待」の関連用語

虐待のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



虐待のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの虐待 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの北九州監禁殺人事件/del20140716 (改訂履歴)、徳島刑務所暴動事件 (改訂履歴)、子どもの貧困 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの虐待 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS